入院生活や病状についての記録

遺伝子疾患血管型エーラス・ダンロス症候群

動脈解離4回目(総腸骨動脈解離)。

2007年7月21日月曜日。

 なかなか次の仕事が見つからず、1年限定の市の臨時職員をいうのをしていました。自
宅から車で5分くらいの近所の小学校の用務員さんの仕事で、結構面白い。小学校という
のはいろんなことがあります。自分が小学生の頃は、学校が大嫌いだったのに、大人にな
ってからの学校はなぜか楽しい。毎日が新鮮でした。
 午前中、校長先生と一緒にプランタに花の苗を植えていました。一通り終わったとこで
玄関に持っていこうと、持ち上げた瞬間にきました。足の付け根辺りで、何かがブツッと
切れた感じです。やばい、やったなと思いました。しばらくは立ったまま動けませんでし
た。痛い、とにかく痛い。右足を引きずるようにして保健室に行きました。養護の先生、
今日は休んでるみたい。しばらく休んでから病院にいくつもりでしたが、だんだん足が痺
れてきました。そのうちに右足は真っ白になってしまいました。解離した部分が梗塞をお
こしてるようです。校長先生に断って自宅に帰りついたときにはもう、どうにもならない
くらいの痛みでした。
 家族に救急車を呼んでもらって私はもうソファーにもたれかかって動けませんでした。
病院についてからすぐにCT。今回は右総腸骨動脈から外腸骨動脈、浅大腿動脈、深大腿
動脈にかけて解離していたそうです。特に治療はしませんでした。保存的治療というやつ
です。血管カテーテルはされる方は勿論、する方も怖いでしょうから。そんなわけで一週
間くらいで退院しました。

2008年10月14日

 右気胸の確認の為にCT撮影をしました。また気胸でした。それから去年の7月に解離
した右総腸骨動脈が拡張して紡錘状の動脈瘤になっているそうです。困ったな。
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