入院生活や病状についての記録
遺伝子疾患血管型エーラス・ダンロス症候群
気胸2回目。
とりあえず入院。
1986年6月、前回の気胸から2ヶ月、退院してからも痛みや呼吸のしにくさが続い
ていたので、再び破れた時の状況やその時の痛みの度合いなど、思い出せません(昔のこ
とだし、何度もなってるし)。何かおかしいと思って病院でレントゲンを撮ってもらった
ら破れていたという具合です。
ドレナージ処置。
今回は胸腔穿刺はせずに、いきなりドレーンを入れられました。局所麻酔をされて、メ
スで切っているようです。麻酔の効き方が悪いのか、感じます。痛い。そのうち、いきな
り突っ込まれました。勢いをつけて、ズブッと刺されました。「うっ!」思わず声を出し
てしまいました。とにかく痛かった。次の日、気胸で入院してきた40代くらいのおじさ
ん(いまの俺くらい)もドレーンを突っ込まれた時、叫んでいました。俺が臆病とか大袈
裟とかじゃないんだと思いました。
癒着剤。
ドレーンで痛い目にあった後、その日のうちにもう一度、ひどい目にあいました。なん
でも肺が破れても空気が漏れないように、肺と胸膜を癒着させる薬剤を胸に注射するそう
です。注射直後、担当の医師が「大丈夫、何とも無い?」と何度もしつこいくらいに聞い
てきます。なんなんだよ、なんともないよ。注射された時、痛かっただけだよと、思って
いたらいきなりきました。「うぅ、苦しい!何なんだこれは?」呼吸ができないんです。
吸うことも吐く事もできない。思わず医師の腕に縋りついていました。看護婦さんに押さ
えつけられ、鼻の下に酸素吸入の管をつけられて、ようやく落ち着きました。
今回はこれで退院。
2週間くらいかな?入っていました。その間、毎日レントゲンを撮ります。前回の入院
の時もそうだったけど、動けない時は移動式のレントゲン装置?を病室まで持ってきて撮
影してくれます。大変、便利です。有難いです。でもドレーンのとこなんですが、前回と
同じ所に入れたので、傷口が凄いことになっていました。
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