入院生活や病状についての記録
遺伝子疾患血管型エーラス・ダンロス症候群
気胸8回目。
今回の入院までの推移。
退院から4週間後(10月)の検査で、少し空気漏れがありました。家で安静にしてい
たら吸収されるくらいだから心配ないそうです。しかし腫瘍らしきものもあり、ブラも前
回より増えているとのことです。次の検査は、とりあえず2ヵ月後ですが、それまでにお
かしくなったらすぐに病院に来るようにとのことでした。何度か、血痰というよりドロッ
とした血の塊らしきものが出た後、喀血したことがありました。大した出血ではないが、
あまりいい気分ではない。
12月始めの検査で、空気漏れが止まらず、前回より肺が縮んでいることがわかる。そ
れでもドレナージするほどではないらしい。来週もう一度、検査して、ひどくなっていた
ら入院しましょうとのこと。また前回の撮影で写っていた腫瘍らしきものがなくなってい
たので、出血の原因はこの血腫だったのだろうとのことでした。それから「肺が、どんど
ん壊れてますね。」と言われた。あんまり怖いこと言わないでくれよと思ったが事実だか
ら仕方がない。
1週間後、多分入院だろうと思い、荷物をもって病院に行く。レントゲンの結果、結局
入院に決まる。しかし病室がいっぱいの為、明日になる。荷物を病院のロッカーに入れて
いったん帰宅。精神的にも肉体的にも、しんどい。眠れない。
自称ベテラン先生。
入院初日、担当の先生がいなかったので、別の年配の少し偉そうな先生が処置をしてく
れました。「私はベテランですから大丈夫ですよ。」だが、この人、手際が悪いぞ。こち
らは何度もやられてるので、わかります。麻酔の位置もいまいちで痛いし、管を入れるの
にも手間取っているようでした。やはり、指導的な立場になると腕が落ちるんだろうか?
現役でバリバリ処置している若手の人のほうがうまいです。
ドレーンの先。
夕食時に激しい痛みがきました。いままで何度もドレーンを入れてもらったが、初めて
感じる痛みです。体を少しでも動かすと鋭い痛みが走ります。看護師さんによると、ドレ
ーンの先が神経に触ってるんじゃないかとのこと。言われてみれば、歯医者で感じる時の
ような早い鋭い痛みです。座薬をいれてもらってしばらくすると落ち着きました。ベテラ
ン先生も昔は上手だったんだろうけど…。今回の入院ではドレーンを抜くまで毎日、座薬
を使う羽目になりました。
癒着剤その1。
3日目、午前中に癒着剤を入れてもらいました。前回より強い薬ということで、びびっ
てましたが、麻酔の量を2倍にして、しかも、速度を調節しながらゆっくり入れてくれた
ので、それほど痛みがひどくなかったです。無事に全部、入りました。
癒着剤その2。
7日目、また癒着剤を入れられました。今度は、さらに強いやつ。やはり弱いのは効き
が悪いようです。たくさん入れると痛いからと通常の5分の2の量を入れてもらいました。
ドレーン抜ける。
13日目、担当の先生にドレーンを抜いてもらいました。確か1番細いのを入れてるは
ずなのに、麻酔をされて縫われました。傷がすこし大きかったようです。ベテラン先生、
しっかりしてくれよ。
戻る