入院生活や病状についての記録
遺伝子疾患血管型エーラス・ダンロス症候群
気胸9回目。
今度は左側が破れました。
退院してからも、ずっと体調が良くなかったんです。どうも息がしにくいんです。破れ
てはないようですが、何か引きつった感じで気持ちが悪い。それから相変わらず、毎日の
ように喀血が続いていました。痰に血がにじむというより、出血そのものです。年明けて
すぐ抜糸の為に病院に行ったときに、その話をしました。息がしにくいのはよく癒着して
る証拠だから心配しなくていいとのことです。あと出血については、なんともしようがな
いそうです。
その3日後のことです。朝起きて、布団を押入れになおしていたら、急に息苦しさを感
じました。痛みがなかったので過呼吸の発作かと思いすぐに安定剤を飲んでペーパーバッ
クをしたんですが、なかなか落ち着かない。あんまり苦しいので家族に救急車を呼んでも
らいました。救急車が着いて酸素濃度を測ったらそんなに低くないのに息苦しい。とりあ
えず鼻から酸素吸入してもらったら少し落ち着きました(気分的に)。
いつもの病院に運んでもらってすぐにレントゲンとCT撮影。やっぱり破れていました。
今度は左側。今回は病棟に行く前に救急部の処置室でドレーンを入れられました。ベテラ
ンらしき先生が若手に、いろいろ指示してやらせていました。救急部にも研修医がいるの
か?おかげで、いつもより時間がかかったし、痛かったです。
肺の影。
3日目、左肺が破れてるのに、右側に何か怪しい影が写ってるそうです。また血腫があ
るのだろうか?
癒着剤。
5日目、今日は午後、恐怖の癒着剤を入れられました。左側は20年前に癒着剤を入れ
てるのに、右の癒着が強すぎて、左に負担がかかったのだろうか?20年ぶりだけど2回
目の癒着で痛みがひどいと思うので、麻酔を多めにしてもらいました。案の定、痛みが激
しく半分でやめてもらいました。
止血剤の点滴。
7日目、朝起きて、ちょっと胸に違和感があったのでゴホゴホしていたら、喀血しまし
た。いつもより多かったのでナースコール押して血の滲んだティッシュをいくつかみせた
ら、当直の先生がとんできました。私の様子をしばらく観察していましたが大したことな
いのか、特に何もせずに行ってしまいました。出血も30分ほどで治まったのですが、そ
の後、念のためか止血剤の点滴をされました。
ドレーン抜ける。
8日目、ドレーン抜けました。今回も一番細いやつを使ってるはずなのに傷口が大きか
ったせいか麻酔をされて縫われました。ベテラン先生にもだが研修医にも、しっかりして
よと言いたいです。
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