純水の電気分解&燃料電池実験装置

ケニス「燃料電池実験器 Junior B」(2005.3.13 撮影) 

装置の全体像。左に太陽電池,中央に電気分解で発生した水素と酸素を蓄える2本の直立したアクリル管,右に燃料電池で発電した電力を確認するためのモーターとプロペラがついている。白いパイプでアクリル管に接続されている正方形で透明な左右のユニットのうち左が電気分解層,右が燃料電池層。最初にアクリル管内の純水を左の電気分解層で電気分解し,発生した水素-酸素を水上置換で集め,さらにその水素-酸素を燃料電池層に送って発電するというもの。強アルカリ液を使わず,ただの“純水”で実験できるところがうれしい。




装置を太陽電池側から見たところ。太陽光直射の場合の電気分解のスピードは意外に速く,水素の泡が連続して発生する。乾電池やゼネコンによる電気分解も試してみたところ当然のことだが可能。むしろゼネコンを使う方が教育実験としては面白いのではないだろうか。2.5V程度が適性電圧である。




モーター&プロペラ側から見たところ。プロペラは最初かなり速く回るが,次第に遅くなってくる。その理由は燃料電池層に生じた水が溜まってくるからで,この水を排出管から外に出したやると再び勢いよくプロペラは回るようになる。




MailBox 石川昌司のトップページへ戻る