高エネルギー物理学研究所 (2004.8.16 撮影)



高エネ研の全景。高校物理の教科書のカラー写真ページによくこの写真が使われている。高エネ研の壁に掛けられていた。




高エネ研で現在行われている最も大きな実験が「Bファクトリー」。その関連施設の写真。




Bファクトリー検出器は全部で4箇所ある。そのひとつ「つくば」で検出器を動かしている電子装置の裏側部分。大量な配線がそのまま剥き出しで漁網のようにぶら下がっている。




電子装置にパワーを供給する電源群。ひとつの電源でまかなうよりも小さな電源をたくさん使用した方が故障したときに直しやすいからだそう。




検出器の中心部分。




検出器の核になる部分。互いに反対向きに飛んできた電子と陽電子が,ここで正面衝突する。




検出器の全景。左右に開いている青い色の半円形の大きなコンクリートは,実験が始まると閉まる。発生する大量な放射線を遮蔽するため。




加速器の大きなドーナツ型トンネルの内部。




電子または陽電子ビームはこの銅製パイプの中を走る。内部はもちろん真空。銅を用いるのは発生する熱を効率よく逃がすため。




Bファクトリーで行われている実験の概念図。電子と陽電子が衝突したエネルギーで,B中間子(ボトムクォークと反アップまたは反ダウンのクォークが結合したももの)が発生し,さらに他の粒子に崩壊していく様子を衝突点の回りを囲んだ検出器で捉えようというもの。8GeVと3.5GeVという異なるエネルギーにした理由は,衝突後に生じる粒子が一方向にだけ飛ぶ方が検出しやすいため(運動量の保存の法則ですね)。






次に,今はもう使われなくなった装置をいくつか。『トリスタン』実験で使われていた検出器の入れ物。検出器自体は取りはらわれていて,配線だけが残っている。




同じく『トリスタン』実験で使われていた液体アルゴン検出器の容器。直径が人間の身長以上あります。総アルミ製。




高エネ研の加速器で発生したニュートリノは,地中を直進し,神岡鉱山のカミオカンデおよびスーパー・カミオカンデで観測されました。この写真は純水を入れたプールで,この先の方向が神岡だそうです。




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