2003年11月2日3日群馬満喫ツーリング

 今回、お店の引っ越しなどで、なかなか企画できなかったツーリングですが、今年最後の走りおさめは、綺麗な紅葉とおいしい食べ物を探しに、群馬県は伊香保温泉に一泊で行くことにしました。
初めに決めた案は
群馬県赤城山経由伊香保温泉泊、榛名湖碓氷峠を通って帰るなんかどうでしょう?と言う事で、
ルートは、関越で前橋まで行って国道17号県道4号(赤城道路)赤城山少し下って牛石峠見晴台赤城バンガロー村で、岩魚料理で、昼食国道120(日本ロマンチック街道)〜国道17号県道3号〜伊香保温泉で、1泊
翌日は、榛名湖経由県道33〜松井田町〜国道18号(碓氷峠)めがね橋軽井沢あたりで昼食〜松本ICに乗って解散てな感じで考えていました。
 いつもの恒例の集合場所、小田厚側どうのコンビニにAM7:30に集合と言う事で、まず集まったメンバーは、XJR1300、刀400、FZS600、CB1000SF、XJR1200、
男ばかり5人で、途中千葉に住む紅一点FZX750の彼女と急遽参加する事になった川崎に住むVTR1000は、関越自動車道さいしょのPA三芳PAで合流と言う事で、ツーリングはスタートしました。

 無事に合流をした一行が始めに目指したのは、走りが楽しめそうな赤城山(赤城道路)、関越で、一気に前橋に到着したまでは、よかったのですが、ここで、苦手な街中を通ったところ、うちのツーリングでは、よくあるんですが、ひとり、チームからはぐれてしまいました。^_^;
幸い、携帯電話という便利な道具のおかげで、連絡をとり、はぐれたCB1000SFは、
「給油してから県道4号で、合流するよ」と連絡は取れたのですが、やはり少し心配でみんなで、4号に入ったところで、彼を待っていたのですが、なかなかやってきません。
しびれを切らせたメンバーから、彼なら、なれてるからとりあえず山頂で待ってようと提案があったので、あきらめて出発しました。
道は多少遅い車が走っていましたが、なかなか快適な道で、上に上るほどに、木々が綺麗に紅葉していくのがわかりました。
 気分良く山頂まで走り終えパーキングに入っていくとなんか見慣れたCB1000SFが停まっているのが見えました。近くには、その持ち主は見当たらなかったのですがレストハウスからソフトクリームをなめながら歩いてくるメンバーの姿が見えました。
話を聞くと、他のルートから4号に入り登ってきたと言うことでした。
ま、これも良くある事、^_^;無事に合流できてよかった、よかった^_^;
時計を見ると、正午を少し過ぎたところ、あまり長いはせず牛石峠はパスして、ツーリングマップルお勧めのいわな料理の店を探す事にしました。
しかし、大沼のパーキングには、どこから集まってきたのかかなりの数の暴走族が集会をやっちゃっていて、とても止められそうにありません。
仕方なくその先の空き地にバイクを止め1kmほど歩いて、店まで行くことにしました、
しかーし!たどりついた店は、あまりにもイメージと違う店だったので、仕方なく他の店を何件かのぞきましたが、結局入った店もかなり愛想の悪い蕎麦屋で、うまい物を探しに来た私達をがっかりさせてくれまいした。

 気を取り直し、今晩お世話になる宿へ足早に出発したメンバーを喜ばせたのが、時間も押してたので、近道をした赤城広域農道、道が大変良く、ブルーになってたメンバーを一気に高揚させてくれました。
 伊香保に着いたころには、日も暮れ初め宿を探すのに少し手間取りましたが、無事到着!かわいいおばあちゃんが私達を迎えてくれました。
今回の宿は、インターネットでさがしました。
もともとしゃぶしゃぶのお店が始めた旅館で、リーズナブルな金額で、おいしいしゃぶしゃぶを腹いっぱい食べさせてくれると言う事で、すぐにここだ!と決めました。
今回泊まったのは、旅館明野屋さんです。インターネットで、皆さんも探してみてください、ホームページもいい味出てますよ。
親切な宿の人は、女性に一部屋、男性に二部屋、おまけに、みんなでわいわいできるようにと別にもう一部屋用意してくださいました。
お風呂も、もちろん天然温泉で、24時間入る事ができ、私達は、飯の前に疲れた体をお風呂でマッタリ癒しました。
いよいよ夕食!出された料理は、極上の霜降り上州牛!&一人前にしては多いんじゃない?と思える数々のおかず、口の肥えた家のメンバーも「ほんとうまい!」と絶賛していました。
お腹もいっぱいになり大満足の一行は、夜の伊香保に繰り出しました。
またこの温泉街の町並みは、なんとも風情があり、頂上のライトアップされた、紅葉とカジカ橋と呼ばれる赤い橋は、一見の価値ありです。
その後、部屋に戻り、みんなで、夜中まで、飲んで、語り合ったのは、言うまでもありません。
次の日の朝、これまたうまい朝食をいただいてさあ出発するかと思ったころに、ヤッパリこれも恒例なのか、必ず二日目は、天気が崩れるみたいで、出発する時は、小雨が降ってきてしまいました。

カッパを着込み、宿の若旦那に見送られて、一行が目指したのは、榛名山、ここは、漫画で有名ですよね、しかし榛名湖に着いた所で、ハプニングが、、、
なんとFZXのバッテリーが、上がってエンジンがかからなくなってしまいました。
どうやら、バッテリー液が蒸発してしまったようでした。ゆっくり駐車するところもなく、路肩に止め、とりあえず、水をたせば、走ってるうちに充電されるだろうと言う事で、ミネラルウォーターを買って入れてしまったのが、後々の悪夢を見る事になろうとは、その時は、思いませんでした。

とりあえず水を入れ押しがけで、すぐエンジンはかかったので、その場は、たいしてあわてる事もなく次の目的地、軽井沢のめがね橋に向いました。
雨もめがね橋に着いたころにはやみ、バイクを紅葉の中に休め、めがね橋を散策しました。これがなんとも見事な紅葉で、今まで見た、紅葉の中でも1,2を争うぐらい美しかった〜(~o~)、メンバーも口々に、「なんていいデートコースだ!今度彼女と2人でこよう!」などと言っていました。

 そろそろ、上信越道で帰る前に昼食を取る事にしました。
昼食に選んだのは、峠の釜めし、屋外で食べたそれも、なかなか絶品でした。
上信越道にはいった一行は、順調に走り、あるサービスエリアで休み、出発しようとしたところ、FZXが、押しがけでも言う事を聞かないほど、バッテリーが消耗してしまいました。バッテリーには蒸留水を入れなくては、いけなかったのですが、ミネラルウォーターを入れてしまったせいで、ミネラルのおかげで、かえって悪くなってしまったのでした。考えた挙句、私のXJR1200に付けてあった、アーシングコードをブースターケーブル代わりにしエンジンをかけて見たところ、これが、大変うまく行き、すぐにエンジンは、スタートしてくれました。
こんな事を何度かしながら、帰ってきましたが、とても、千葉に彼女一人で返すわけにも行きません。
幸い明日は、彼女は、仕事も休みだったので、家の店にバイクを置いて、電車で、帰ってもらう事にしました。
その後もどんどんあっかするFZX、仕方なく、電圧確保のためヘッドライトのヒューズを抜いて、暗い中2台のバイクの間を、無灯火で走りましたが、なんとか無事、お店に着く事ができました。
 後日、新しいバッテリーに変え、エンジンオイルも交換し、ついでに各部給油と、点検をして、後日、とりに来てもらいました。
FZXは、とても調子よくなったそうです。千葉に引っ越してしまったので、なかなか見てあげる機会が最近ありませんでしたが、バイクにとっては、いい機会だったのかもしれません。
今回もいろいろありましたが、とても思い出に残るツーリングでした。