鳥羽院の時代、
インド・中国で悪事を働いた金毛白面九尾の狐がついに日本に上陸しました。
玉藻の前という美女に化けた狐は天皇の寵愛を受け日本転覆を計ります。
しかし、陰陽師安部晴明に正体を見破られ下野の国に逃れてきます。
悪狐征伐を命じられた弓の名手三浦の介・上総の介が悪狐と戦いついに退治するのです。
悪狐伝中篇