周 魴
呉将、周魴。名を知っている人はいるがいまいちマイナーな将。
と、内容を見てもやっぱりいまいちマイナー(笑)
周魴が一番活躍する場面は魏へ侵攻の時でしょう。と言うよりそれしか知らない(笑)
228年、孔明が第一次北伐するのと同調して呉も魏へ侵攻をする。呉は魏将、曹休を叩く作戦を立てる。
周魴は内通、つまり寝返りの手紙を送り曹休を領内におびき出して倒そうと計画をする。
これが有名な七通の手紙作戦。
演技では”呉なんかクソっくらえ!”という「呉が滅ぶ理由」を七通書いて信じさせているけど正史ではこの内容。
第1通目・・・曹休へ内通を申し入れる。
第2通目・・・君主孫権に、してもいない様な罪を受けていつも苦しい思いをしていると君主非難をする。
第3通目・・・現在の呉の情勢を密告する。これで呉を裏切りますと信用させる。
魏の密偵にもばれないように孫権と打ち合わせをして、孫権は実際にやってもない罰を周魴にでっち上げる。
周魴は髪を切って孫権に謝罪をする演技までして作戦に念を入れる。
男も女も髪を伸ばすのが常識のこの時代、武将として髪を切る罰は強烈な屈辱。
これを知った曹休は完全に周魴を信じてしまう。
食前酒の罠がうまく行って、これからがメインディッシュの罠に入る。
「孫権が北上し魏を攻める事を企んでる今、呉のやや西面の長江沿岸は手薄になっているから攻めることができる。自分も裏切ってその辺に行きます。」と具体的な作戦を書いた手紙を送る。当然呉の長江付近の警備は、いつでもかかってこいとばかりの完璧状態。
そして第7通目・・。勝った時には自分の階級と褒美など期待しています。と、その後の事や褒美まで求めて念を入れに入れる。
曹休は完全に周魴を信じて長江付近まで魏軍を進め、孫権軍は陸遜を筆頭に石亭で待機して曹休を待つ。
しかし、魏でたった一人この罠を見破っていた人物がいる。進軍コースが危険すぎる!と曹休に進言した人物。それは満寵・・・。
さすがですね、軍事最高責任者。三公の一つまでのし上っただけあります。
でも説得できなかったら意味ありません(笑)
説得の甲斐なく時すでに遅し・・・魏軍と陸遜率いる呉軍は石亭で戦闘開始。
呉軍の猛攻が光る。三方向からの攻撃で魏軍は分断され、俺も俺も〜!と周魴も加わり魏軍はヘコヘコ。
当然予想外の攻撃に魏軍はあれよあれよという間に壊滅。これが有名な”石亭の戦い”。
髪を切ってまで呉の為に・・・と孫権は感動。
当然周魴は階級アップも当たり前で、これでもかという程の褒美も貰ってホクホクになってます。
一番活躍する場面と書いたけどまさにその通り、他の戦いでは目立ってません(笑)
ガンガン戦うタイプじゃなく、どちらかというと頭を使って戦う知能派な武将。
あ、ちなみに曹休。なんとか脱出したけど屈辱感とイライラがたまってすぐ死んでます(笑)
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