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基礎パッキンです。
なんと基礎の高さがあまりにも水平でなかったので、基礎パッキンの上に基礎パッキンを切り欠いたものを挟んでいます。

建物の加重を支えられるとも思えず、基礎との緊結とは言える訳がありません。

こんな工事を平気で行える基礎業者と大工及び元請業者は、何を考えているのでしょうか。

筋交いの取り付けです。

金物の筋交い側を見ると、ビス穴が2箇所開いています。
「筋交いが無いので取り付けできなかった」と弁解されそうですが、この金物は筋交い側には7本のビスを打たなければ折角の筋交いの効果が薄れます。

ホールダウン金物の取り付けを工夫すれば、即解決します。

大工さんは、悪気でなく無知だったのでしょう。

悪質リフォームの残骸です。

基礎に換気扇を取り付ける際、形状が合わなかったので基礎を破壊してしまったようです。

コンクリートガラも散乱し、配線は露出しています。

建物を長持ちさせる為の換気扇取り付け工事もこんなことでは、地震で崩壊させる、火事の恐れなど悪くなっています。

天井断熱材です。

天井断熱材をよーく見てみると、水を含んで濡れています。

実は、この状態になったのは後からではなく、資材納入~設置までの間に、この断熱材を雨に濡れる場所に放置していたことが原因です。

これでは、断熱効果は薄れるだけでなくカビのが発生し、最終的には健康に被害を及ぼします。

大工さんは、無知であるのか濡れた断熱材と判っていながら、設置しました。

壁断熱材です。

思いっきり壁に押し込んでいます。
袋に「この面を室内に向けてください」と書いている理由が判らなかったのでしょう。
グラスウールのような断熱材の場合、室内側には防湿層を設けなければならない為、この面がその防湿層の役目をします。

無知な大工さんが多いので、メーカーも袋に施工法を印刷するなどの工夫がほしいものです。

柱と土台を留めている金物です。

このように金物を曲げて設置しても効果はありません。(無いよりまし)

引き抜くのを防止する為の金物なのだから、理由を考えれば、こんな設置が良くないことは誰でもわかります。
(でも大工さんは判らなかった)

こんなようでは、始終現場で大工さんにものを教えなければ良くならないかもしれません。

ポーチの段差です。

板を敷いて養生してあるので判りにくいかも知れませんが、この階段のけ上げの高さは、15センチ・18センチ・20センチです。
また、踏み面は、40センチ・25センチです。

業者に指摘しても、「仕方ないんですよ。建物から出来上がるので外構は後回しだから。慣れれば大丈夫でしょ」と直す気持ちなく、このままで済ませようという態度でした。

このような階段は、危険です。

増築部分の床下です。

電気業者は、配線を留めることも知らず、土の上に投げ出し、結線も丸裸です。

請け負い業者の担当者が来ても、何も言わず何も直さない。

指摘しなければこのままの状態でした。

この業者は、テレビでも新聞でもCMを行っている会社です。

こんな仕事だから荒稼ぎで広告を打てるのでしょうか。

梁を欠いています。

当初は「社内規準以内だから」直すつもりは無かったようです。
その「『社内規準』も社外秘だから見せられない」の一点張りでした。
それでもしつこく「理由を明示してください」と交渉すると、結果的には構造補強を行う結果となりました。

この業者は、全国的に多くの建物を手がけています。
こんな建物になっている被害者が少ないことを祈ります。
(多分気づかずに住んでいるのでしょう)

ホールダウン金物と筋交い金物の干渉です。

筋交い金物の柱側下部にビス穴が見えます。
実は、ホールダウン金物の裏にもビス穴が隠れており、合計8本のビスを打たなければなりません。
しかし、設置してあるビスは、写真で見える1本だけでした。

無知も手抜きもいい加減にしてほしい。

アンカーボルトの設置状況です。

基礎と土台がずれてしまったので、アンカーボルトが土台の端になってしまった為、添え木して座金を設置しています。
よく見ると土台の端は、アンカーボルトより外にはありません。

もうめちゃくちゃです。

アンカーボルトの設置状況です。

アンカーボルトが踊っているように見えます。
踊りは見るものです。

この業者は、『当社は基礎にぜったの自信を持っています。住宅業者の中でも一番です。』って言っていました。

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