百四丈の滝(石川県白山市)

石川県白山市尾添の尾添川支流、丸石谷の上流部に懸かる滝。国道157号線から国道360号線に入って白山一里野温泉スキー場まで行き、スキー場のゴンドラ山頂駅の先の林道と加賀禅定道との交差地点から歩き始め、檜倉、しかり場、口長倉、奥長倉を通り、美女坂の頭を超え少し行くと滝の展望所との分岐があり、標示に従って行くと滝全景を遠望出来る。落差約90mを直下に落ちる壮大で迫力のある素晴らしい滝です。
訪れた日(2009/07/25)は奥長倉までは曇り時々陽が差すまずまずの天気でしたが、生憎と美女坂より上は雲の中で台風並みの強風と雨でした。滝は全く見えず、2時間程待って霧が少し薄くなった時に何とか素晴らしい滝姿を眺めることが出来ました。
加賀禅定道は滝まで約8km、行きは4時間、帰りは3時間20分の歩きでした。加賀禅定道は修験道の道として平安時代から栄えたが1987年に復元されるまで、この滝は一般の登山者の目に触れることは無く、幻の滝と言われていた。今は良く整備された登山道となっており、白山室堂まで続いている。この登山道は熊さんもよく利用するようで、熊糞が落ちているのを何か所も見ました。


強風に滝水が流される百四丈の滝
強風に滝水が流される百四丈の滝
7月末でも滝下には残雪がある

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