蟠竜峡の滝(島根県美郷町)

島根県邑智郡美郷町(旧大和村)村之郷にある蟠竜峡に懸かる滝です。国道375号線から県道55号線に入り、蟠竜峡の案内板に従って左折し進むと駐車場に着く。ここから川沿いに少し歩くと2つの滝を見ることが出来る。上の滝は高さ約8mから落下する2段の滝です。下の滝は高さ約10mから落下する綺麗な滝で、水量が多く大きな滝壺もある。
近くに立てられている「蟠竜峡の伝説」と云う説明板によると、1350年頃に宗利と云う武将をめぐって二人の女性が恋の争いにより、この滝壺へ落ちたと云うことである。蟠竜峡とは、その二人の女性を呑み込んでから、その竜の姿を想像して土地の人達が付けた名称であり、それ以前は「魚切の滝」と呼ばれていたらしい。

上の滝 下の滝
上の滝 下の滝

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