独鈷の滝(兵庫県丹波市)

兵庫県丹波市氷上町の岩龍寺の奥に懸かる滝。県道7号線から県道283号線に入り約2kmで岩龍寺が右手に見える。ここから藤の目渓谷沿いに5分程上って行くと落差約18mの「独鈷(どっこ)の滝」を見ることが出来る。そこから階段を上って行くと弘法大師作と言われる不動明王を祀った岩窟の浅山不動尊があり、更に山道を辿って行くと落差約8mの「不二(ふに)の滝」も見ることが出来る。真っ直ぐ一直線に落ちる独鈷の滝を雄滝、ゆるやかに滑り落ちる不二の滝を雌滝とも呼ばれている。
独鈷とは、もともと護身用の武器だった密教の法具の一つで、村人に災難を起こしていた大蛇を弘法大師が独鈷を投げて成仏させたとも言われている。

独鈷の滝 不二の滝
独鈷の滝(雄滝) 不二の滝(雌滝)



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