早戸大滝(神奈川県相模原市)

神奈川県相模原市津久井町の早戸川上流、大滝沢に懸かる滝。県道64号線から早戸川国際マス釣場の案内板に従って林道へ入り、丹沢観光センター(今は閉鎖)を過ぎ魚止橋に駐車。ここから早戸川沿いを歩いて1時間半程で大滝を見ることが出来る。途中で何回か川を横切るが、赤や黄色のテープを目印に進むと大滝まで到達出来るだろう。大滝の手前約1kmの雷平で大滝のある大滝沢と雷滝がある原小屋沢が合流している。大滝は右岸側(下流から上って来ると左側)の大滝沢の上流にある。最後は右岸の急斜面をロープを伝って登ると大滝が正面に見える。
高さ50mから岩を裂くように落下する荒々しい滝で「日本の滝100選」にも選ばれている。正面からは滝前に立ちはだかる大岩に隠れて滝がよく見えないが、滝下を横切って左岸から見ると滝の流れがよく見える。
大滝へ「わらじと馬の骨」を投げ込むと雨が降ると言われる「雨乞いの滝」としての言伝えがあり、大岩に隠れて見え難いことから「まぼろしの大滝」とも呼ばれている。

早戸大滝

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