高知県吾川郡いの町清水上分、程野の枝川川に注ぐ４本の支流に懸かる滝。国道１９４号線から「グリーンパークほどの」に行くと滝の案内地図や駐車場等がある。程野の滝は東から東滝（別名：ドンドラ滝、トトロ滝）、西滝（別名：赤滝、商人滝）、権現滝、大樽の滝（別名：段々滝）と呼ばれている４滝を総称した名称である。いずれも50〜100ｍ級の滝と言われているが、滝の下にも急流の滝が続いており、総落差は相当なものと推測される。
滝へのアプローチは西滝登山道、東滝登山道の各登り口からも行けるし、東滝上流の森林公園の駐車場から降りて行くことも出来る。現地の地図をよく見て滝巡りのコースを考えると良い。当日のルートは東滝上駐車場から東滝、西滝、権現滝、大樽の滝まで行き、東滝上の駐車場まで戻り、約４時間の行程であった。

東　滝

東滝は程野の滝の中では一番東に位置し、別名：ドンドラ滝、トトロ滝とも呼ばれている。
「グリーンパークほどの」の森林生態学習館から東滝上流の駐車場へ行く手前に東滝の展望台があり、東滝を上から眺めることが出来ます。
東滝上流にある森林公園入口の駐車場から降りて行くと東滝の落ち口に出る。滝上で左岸に渡り急坂を降りると東滝の展望所があり、壮大な東滝を正面から眺めることが出来る絶景ポイントがある。更に急坂を下ると滝壺からも見上げることが出来る。

東滝　絶景ポイントから
	東滝　滝上の展望台から
	東滝　滝壺から

西　滝

東滝の滝下から西滝への分岐があり、西滝登山道を上って行く。西滝の途中を横切り更に登山道を上って行くと西滝展望所があり、西滝の絶景を拝むことが出来る。西滝も更に下へ滝が続いており、枝川川に注ぐ所にも滝を見ることが出来る。
西滝の上に伊予へ通じる戸中越えの道があり、昔は商人が行き来したので別名：商人滝とも呼ばれている。

西滝　絶景ポイントから	西滝　登山道から	西滝　最下段の滝（枝川川に流れ込む）

権現滝

西滝から更に西へと登山道が続いており、権現滝の途中を横切るようになる。この沢はやや水量が少ない。昔、滝の東側に寺があり千手観音仏が安置されていたとのこと。

権現滝　登山道から	権現滝　遠望

大樽の滝

権現滝から更に西へと登山道が続き、一番西に大樽の滝がある。但し本滝は落ち口が見えるのみ。滝上から絶壁を覗き込むことは出来ないし、滝下へ行くルートも見当たらない。本滝は国道１９４号線から遠望することが出来る。本滝のすぐ上流にも上の滝を見ることが出来る。

	大樽の滝　上の滝
大樽の滝　落ち口
大樽の滝　遠望