群馬県吾妻郡草津町の大沢川に懸かる滝で「日本の滝100選」にも選ばれている。草津町の温泉街から国道292号線を白根方面へ行くと、草津国際スキー場の天狗山ゲレンデがあり、そこの駐車場を過ぎてから国道と並行する林道へ入る。谷沢川に沿ってこの林道を道なりに進んで行くと谷沢川第三ダムがある。このダムの手前に落石があったので、ここから歩きました。右に折り返すような道を上って行くと芳ヶ平への遊歩道に出る。そこから200mも歩くと「常布の滝展望所」の分岐となる。展望所からの眺めは滝の上部しか見えません。遊歩道へ戻り、更に200m程進むと「常布の滝遊歩道入口」の看板があり、滝まで0.72km、片道30分で上級者コース等と書かれている。ここから踏み跡やロープを目印に進むと滝前のテラスへ到達することが出来る。駐車したダムの所から展望所へ寄った時間も含めて40分でした。
昔は秘境の滝と言われていましたが、右岸を巻くコースが明確になってきて間違うことなく滝に辿り着け、アクセスは随分と楽になったようです。
垂直に切り立った茶色や緑色に染まった岩壁を約40mの高さから一気に落下する白い水が神秘的な雰囲気を漂わせている。
「常布の滝」の下流には、滝の横に温泉があることで有名な高さ5m程の「下の滝」も見ることが出来る。
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常布の滝 |
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横に温泉のある 下の滝 |