かまこしき渓谷の滝(鳥取県江府町) |
鳥取県日野郡江府町の俣野川上流にある「かまこしき渓谷」には、奇岩・滝・淵・急流が続いている。国道482号線の助沢から脇道に入り標識に従って行くと駐車場がある。ここから川沿いに遊歩道が約600m続いており、自然が創り出した渓谷美を堪能しながら歩くことが出来る。
奥大山や鏡ヶ成から流れ出る俣野川本流は水量も多く水流が強いため、花崗岩の特異な侵食地形が見られる。この渓谷の最下流部には名前の由来となった釜(かま)と甑(こしき)がある。釜は滝壺のことで周囲18mある。甑は2段滝の間にある甌穴(ポットホール)で深さが何と7mもあると言われている。
はんざけ岩 岩の両側から勢いよく落下する高さ8m程の滝 左の水流は跳ねて右にも落ちている |
滑滝(なめらだき) 高さ約20mから岩肌を流れて俣野川に落下する |
竜口滝(たつぐちだき) 高さは10m程ですが滝幅もあり迫力満点 |
釜・こしき この渓谷の名前となった釜(かま)と甑(こしき) 滝下の滝壺は右側に広く、釜と呼ばれている 左の滝の上下の段の間にある特異な甌穴が甑 |