愛媛県今治市菊間町松尾にある滝。ＪＲ菊間駅近くで国道196号線から県道164号線へ入り約3.7ｋｍで駐車場があり、大きな案内板がある。「歌仙の滝」と「霧合の滝」の説明が書かれている。
歌仙の滝はここから坂道を上って行くと５分もかからず滝下から見ることが出来る。何段にも屈曲しながら流れ落ちる滝で、小屈曲を数えれば36曲あるため三十六歌仙にちなんで歌仙の滝と呼ばれている。案内板には高さ67ｍと書かれているが、そんなに高さは無いでしょう。上段の滝壺横に滝見観音が祀られている。地元では「お滝さん」とも呼ばれている。
霧合（むごう）の滝は大きな案内板から更に県道を500ｍ進むと右手に見える。落差10ｍ程度ですが水量は多く飛沫が霧になっている。別名「古滝」とも呼ばれ、古くから水行の滝として親しまれている。滝が見える県道沿いに観音堂があり、十一面観世音菩薩が祀られている。

歌仙の滝	霧合の滝