広島県神石郡神石高原町永野の下帝釈峡に懸かる滝。帝釈峡の神竜湖から県道259号線を南へ行くと「花面(はなづら)公園」への案内標示板がある。この花面公園からは下帝釈峡と呼ばれる両岸が切り立った深さ約150mの深い峡谷を眺めることが出来、この峡谷に懸かる2つの大きな滝も見ることが出来る。
花面公園から流れ落ちる「霧降滝」は落差120mの絶壁を落下する大きな滝です。滝の落ち口は花面公園で見ることが出来るし、公園の南側の岩場から滝の上部が見えます。また、公園の少し下流側から帝釈川まで降りると、この長大な滝の絶景を眺めることが出来る。しかし下部は木々に覆われていて全景を見ることは出来ない。普段水量が少なく、高さが高いので滝水が霧状になって落ちることから「霧降滝」と呼ばれているようです。公園の案内板には奇跡の滝(霧降滝)として水量の多い写真が掲載されている。
また、公園の展望所から下帝釈峡の景色を眺めていると、「霧降滝」の上流約200mの右岸絶壁に落ちる「立石滝」も見えます。見えている吹き出し口から川までで落差は50m以上あると思われる。立石地区の水を集めて帝釈川に直接落ちる滝ですが、流域が狭いため普段は極端に水量が少ない。
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霧降滝 上部 |
霧降滝 全景 |
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立石滝 上部 |
下帝釈峡の絶壁と立石滝 |
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花面公園の案内板 |