妃ヶ淵(高知県大川村)

高知県土佐郡大川村朝谷の朝谷川に懸かる滝。県道6号線から「自然王国 白滝の里」方向へ右折し約1.5kmで道路右側に滝の標示板があり駐車出来る。ここから急な階段を降りて行くと滝の展望所があるが木々に遮られて滝がよく見えない。ちょっと危険な急斜面を降りて行くと「妃ヶ淵(きさきがぶち)」の滝壺から眺めることが出来る。滝壺まで降りるならザイルがあった方がよいでしょう。落差は約15mですが、水が綺麗で大きな淵は素晴らしい。訪れたのは2月下旬でしたが、夏の日差しが強い時にはもっと綺麗な色に見えるでしょう。
この「妃ヶ淵」から直ぐ下流で落ち込む滝は「下女ヶ淵」と呼ばれているが大きな岩の間から見るのみです。
この滝には高僧釈善聖にかかわる二人の美女の伝説が伝えられている。二人の美女がそれぞれ身を投げた淵と言われるだけあって、綺麗な澄んだ淵である。

妃ヶ淵 下女ヶ淵
妃ヶ淵 下女ヶ淵


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