マリュドゥの滝 (沖縄県竹富町) カンピレーの滝 |
沖縄県八重山郡竹富町の西表島にある滝。浦内川上流に懸かる滝で水量も多く「日本の滝100選」にも選ばれている。マングローブが茂る浦内川を船で上り、船着場の軍艦岩から徒歩30分程で滝前から眺めることが出来る(現在、滝前への遊歩道は通行止め)。昔は「マリウドの滝」と表記されていたが、今は「マリュドゥの滝」と表示されている。この上流にも急流の「カンピレーの滝」がある。
マリュドゥの滝(滝前から) | カンピレーの滝(下流から) |
2012年10月再訪
最後の秘境と言われた西表島を35年振りに訪れたが、道路は綺麗に舗装され立派な建物が建ち観光客も多く、すっかり様子が変わってしまい秘境と言う言葉は当てはまらなくなった。しかし島の奥に入ると未だ未だ自然が残されている。
マリュドゥの滝は浦内川下流の観光遊覧船乗り場から上流の船着場(旧 軍艦岩:岩は崩れている)まで約30分、そこから遊歩道(整備されている)を20分程歩くとマリュドゥの滝展望所がある。現在はマリュドゥの滝下への遊歩道は事故多発のため通行止めとなっている。従ってこの展望所から遠望で眺めるのみである。昔に比べ滝壺の水位が下がったのか下段の落差が大きくなっている。この滝は滝壺と言うより大きな池が個性的です。この「マリュドゥ」の名前は「丸い淀み」と言う意味らしい。
さらに遊歩道を15分程行くと急流のカンピレーの滝を見ることが出来る。カンピレーとは「神の座」を意味し、神聖な場所である。
かなり観光化されているので、カンピレーの滝までは観光客も多く、サンダル履きで来ている観光客もいる。観光遊覧船は大人1800円(2012年10月時)。
マリュドゥの滝(展望所から) | カンピレーの滝(上流部) |