島根県出雲市見々久町にある小野川に懸かる滝です。国道５４号線から県道５１号線を通り見々久町へ入り、段組橋を渡って約１．５ｋｍ行ったヘアピンカーブの橋の所に駐車スペースがある。
ここから５０ｍ程上流には高さ５ｍ程で段々となって落ちる「三の滝」の下部を見ることが出来る。この滝は別名「音滝」とも呼ばれているらしい。ここから一旦橋まで戻り小野川の左岸の斜面をかすかな踏跡を辿りながら登って行くと、落差７ｍ程の「三の滝」の上部を見ることが出来る。
その先から川に降りて大岩を越えながら遡行して行くと、川が直角に曲がった所に下から見ると２段で約３５ｍの「二の滝」の下部を見ることが出来る。更に左岸の急斜面を高巻すると「二の滝」の上部が見えてくる。右岸側は急流から末広がりに落下し、左岸側は樋状に細く岩を切り裂くように落下し下で合流している。その上部には３ｍの小滝が落ちている。この「二の滝」は総落差４５ｍを越えるような、「見々久の滝」最大の滝ですが全景を一望出来ないのは残念です。
更に７０ｍ程上流に行くと落差約１０ｍを直下で落下する「一の滝」を見ることが出来る。国土地理院の地形図に記されている滝マークはこの「一の滝」の場所である。

三の滝　下部	三の滝　上部

二の滝　上部　右岸側	二の滝　上部　左岸側
二の滝　下部	二の滝　下部の上段

一の滝