母栖の滝(兵庫県宍粟市)

兵庫県宍粟市山崎町母栖の揖保川の支流に懸かる滝で「母栖(もす)の滝」とも「野原の滝」とも呼ばれている。国道29号線の揖保川に架かる井ヶ瀬橋の北側から東へ入ると直ぐに「野原の滝 6km」の案内表示板がある。この道をそのまま進むと「関西電力山崎実験センター」に着く。普段はゲートが閉まっているので、インターホンで滝を見に来たことを伝えると開けてもらえる。そのまま施設内へ車で入り管理棟横の駐車場へ停め、訪問記録に記帳する。ここから表示に従って歩いて行くと約15分で不動明王を祀る祠があり、上の滝を滝下から眺めることが出来る。
滝は大きく分けて上と下の二つの滝が続いていて、その間に祠がある。上の滝はほぼ直下で落下し、上部は開けて滝幅も広いが下部は岩に切れ込んでいるため細くなっている。下の滝はナメ状の滑り落ちるような滝である。全景が一度に見れないのは残念ですが、総高さは100m程度ありそうな大きな滝です。
関電で水量調整をしているようで水量は多くないが、緑の苔も綺麗だし、細く切れ込んだ岩もすごみがあるし、良い滝です。
ヒルが多いとのことなので夏は避けた方が無難です。
                         

上の滝 滝下から 上の滝 祠の下から
上の滝 滝下から  上の滝 祠の下から
下の滝 上部 下の滝 下部
下の滝 上部 下の滝 下部

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