扇子落滝(山口県萩市) |
山口県萩市の立野川に懸かる滝で旧福栄村と旧川上村との境にある。福井下の県道11号線に滝の案内標示がある。標示に従って3.4km行くと滝への入口がある。ここから滝見道を5分程歩くと三叉路となります。
右へ5分程降りると滝口へ出ます。ここに滝の説明板がありますが、滝の全景を見ることは出来ません。三叉路から左に10分程降りて行くと滝壺から全景を眺めることが出来ます。帰りはどちらも登りとなるので、その積もりで。
高さ約20mから広がりながら落下する綺麗な滝です。本滝の下流にも小滝が続いています。
滝の説明板によると、狩を楽しんだ殿様が白い簾をかかげたような不思議な美景と、美しい音色の笛を吹く娘に心を奪われ、思わず持っていた扇子を滝壺の中へ落とされたと言うことで、「扇子落滝(おおぎおとしのたき)」と呼ばれるようになったとのことです。