高知県吾川郡仁淀川町の安居川上流にある滝。国道439号線から県道362号線に入り安居川に沿って約8km走ると乙女川原がある。更に安居川沿いを約1.2km上流へ行くと、「昇龍の滝」の入口がある。更にダートの林道を3.5km程上って行くと林道右手に「土佐の名水 大滝(おおたび)」の標示板があり、ここが入口となっている。この林道はかなり荒れていて車の底を3度も打ったり摺ったりした。普通車じゃちょっときついですね。それと木を切り出す作業をしているので、安全に注意して走行しなければならない。
入口には消えかけて読み難いが「大峰宗覚心寺参道」の木柱もあり、この参道を約1.5km歩いて行くと、大滝神社がある。この大滝神社の御神体が「大滝(おおたび)」で、音はすれども滝下、滝上、滝横と何処からも姿を見ることが出来ない。手前の淵を泳いで渡るか、左岸の岩崖を越えて行くしかない。手前の橋を渡って左岸の岩崖の下へ行くと、ロープが垂れており、これを使って岩崖を乗り越えると大滝の滝壺前に出れる。しかし、ここからでも両岸から大きな岩が張り出しているため、滝の全景は見えない。流石御神体です、全てを見てはいけないものなんでしょうね。
落差は約20mですが、驚くほど綺麗な水を湛えた滝壺も印象的で、神秘的な素晴らしい滝です。
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大 滝 |
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手前の淵 |