長崎県東彼杵郡東彼杵町を流れる千綿(ちわた)川の千綿渓谷にある滝。国道34号線から「龍頭泉いこいの広場」の案内に従って進むと、「いこいの広場」の少し北側に「龍頭泉橋」があり、龍頭泉の案内地図が建てられている。ここに駐車し橋を渡って少し行くと渓谷へ降りる階段がある。川まで降りると落差15mの龍頭泉(りゅうとうせん)を正面から見ることが出来る。普段水量は少ないようですが、大きな滝壺は深さが23mもあると言われ、昔は相当な水量があったのだろうと想像出来る。
ここから下流の「山の家駐車場」まで約550m千綿川沿いの遊歩道を歩くと、木葉不浮淵(このはうかばずぶち)、静止淵、呑空淵(どんくうぶち)等を見ることが出来る。
また、龍頭泉の上流、龍頭泉橋のすぐ上流に大きな淵がある。案内看板が無いが、これが龍髯淵かもしれない。
国道34号線から県道190号線を行くと「山の家駐車場」で終点となり、こちらからも行くことも出来る。
龍頭泉は八間滝と呼ばれていたが、1845年大村藩に招かれた儒学者の広瀬淡窓が千綿渓谷を一匹の龍に見立て、この滝を龍の頭と称し「龍頭泉」と命名された。
この千綿渓谷には「千綿渓四十八潭」と呼ばれる48の淵があると言われている。
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龍頭泉 |
龍頭泉上流の淵(龍髯淵?) |
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木葉不浮淵(奥に見えるのが龍頭泉) |
呑空淵 |