神奈川県足柄上郡山北町平山の酒匂川の支流、滝沢川に懸かる滝。国道２４６号線から県道７２６号線へ入り、南へ約７００ｍ行くと滝の案内板があり、西へ入って行くとトイレ付の駐車場がある。ここから歩いて約５００ｍ行くと、２段で落差６９．３ｍと言われる「一の滝」を下から眺めることが出来る。「日本の滝１００選」にも選ばれている名瀑で、落差１６ｍの「二の滝」、落差２９．７ｍの「三の滝」と続く雄大な滝ですが、下からは「一の滝」しか見えません。
洒水（しゃすい）とは密教用語で清浄を念じてそそぐ香水を指すとのことである。以前は平山の滝、又は灑水の滝と呼ばれていた。
また、この滝は鎌倉時代の名僧文覚上人が百日間も滝に打たれる荒行を積んだ地としても知られており、滝の手前には文覚上人が安置したといわれる「洒水の滝不動尊」があります。
滝の手前にある「名水100選　洒水の滝」には水を汲みに訪れる人が絶えない。