宇波の塩滝(島根県安来市) |
島根県安来市広瀬町宇波を流れる宇波川に懸かる滝です。国道432号線を布部ダム方向へ南下しているとトンネルの手前に滝の案内板がある。案内表示に従って約5km進むと滝まで辿り着ける。
橋を渡って川沿いに下って行くと塩滝の由来が詳細に書かれた説明板があり、塩滝神社跡の石碑も建てられている。そこからもう少し下流に行くと、落差約15mの塩滝を見ることが出来る。周辺の景観からは想像出来ないような立派な滝が落下していてびっくりする。橋の上流にも赤児淵の説明板があり、落差は3m程ですが大きな滝壺が神秘的です。
説明板によると楠公の末孫楠正輝将軍が敵に追われ、愛児の千代松を赤児淵へ、妻の塩津姫は塩滝へ身を投げたとの伝説があり、ここに塩滝神社を造り塩滝大明神として祀っていたが、今は宇波神社に合祀されている。地元では「塩滝さん」と呼ばれて親しまれているとのことで「塩滝まつり」も行われているようです。
塩 滝 | 赤児淵 |