山形県最上郡戸沢村の最上川に流れ込む支流に懸かる滝。国道４７号線沿いにある「白糸の滝ドライブイン」に駐車すると対岸に眺めることが出来る。落差１２３ｍと言われる長大な滝で「日本の滝１００選」にも選ばれている。滝下にある朱色の鳥居が印象的で、滝水の白さや木々の緑とのコントラストが綺麗です。
この滝は「義経記」にも出てきて、源義経一行が奥州平泉へ逃げる時に、この最上峡を舟で遡る途中、白糸の滝を見て北の方（義経の正妻）が詠んだと言われる歌がある。
　　　「最上川　瀬々の岩波　堰き止めよ　寄らでぞ通る　白糸の瀧」
　　　「最上川　岩越す浪に　月冴えて　夜面白き　白糸の瀧」