津山市の広戸仙(爪ヶ城)登山道の「ふるさとコース」にある7つの滝。国道53号線から県道450号線に入り、広戸仙の声ヶ乢登山口に大きな案内図がある。
声ヶ乢登山口から第1展望所を通り第2展望所まで約1.9km登る。西廻り入口から東廻り入口まで広戸仙北側の中腹をぐるっと廻る全長約6kmの「ふるさとコース」に入る。
この「ふるさとコース」の中に、西から「ひめ滝」、「広戸仙大滝」、「黒媛の滝」、「シャクナゲの滝」、「せせらぎの滝」、「布引の滝」、「静かの滝」と、それぞれ別の沢に7つの滝を見ることが出来る。これらの滝は平成13年に「ふるさとコース」として登山道が整備され、見ることが出来るようになった。名前は広戸仙登山者から募集し決定した。
東廻り入口からは広戸仙山頂(1114.5m)へ登って第2、第1展望所から声ヶ乢登山口まで下って帰る。全長12.2kmを約7時間かけて滝を見ながら歩ける登山コースである。
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ひめ滝 |
西廻り入口から入って最初に見ることが出来る滝。
高さ約5m、水量が少ない。
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広戸仙大滝 上段 |
広戸仙大滝 中段 |
広戸仙大滝 全景 |
高さ約45mから大きく分けて3段となって曲流しながら落下する滝。
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黒媛の滝 中心部 |
黒媛の滝 上部 |
滝の標識には高さ80mと書かれていたが、滝の中心部は高さ約30m。
岩場に鎖が垂れていたので登ってみましたが、上部に滝は続いていますが全景は見ることが出来ない。
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シャクナゲの滝 |
高さ8mから落下する滝ですが水量が少ない。
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せせらぎの滝 |
高さ20mから流れ落ちる滝ですが、水量が少ない。
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布引の滝 滝壺から |
布引の滝 上部 |
高さ25mから3段になって落下する綺麗な滝です。
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静かの滝 |
滝の標識には、高さゆるゆる30mと書かれている。水量は極めて少ないので名前の通り静かである。