鏡野町上斎原の国道４８２号線から岩井滝の案内板に従って中津河川沿いに約５．５ｋｍ北上すると駐車場がある。そこから滝見道を約３００ｍ上ると名水岩井（名水百選指定）が在り、喉を潤してくれる。更に１００ｍ上るとこの滝を見ることが出来る。大きな岩盤が突き出て岩屋を形成し、高さ１５ｍから直下で滝水が落下している。この大きな岩屋の中から見る裏見の滝としても有名である。
この岩井滝の右岸から急な斜面を登って滝の上に出ると、落差約１５ｍを３段になって勢いを増しながら滑るように流れ落ちるナメ状の上の滝も見ることが出来る。岩井滝直下滝とはタイプの違う滝で、これも綺麗な滝です。その上流にもまだ小滝が続いている。
冬の落葉時には15ｍの直下滝と15ｍの上の滝を同時に眺めることが出来る。これらは連続した一つの滝と言ってもよく、総落差30ｍの滝姿はなかなか見応えがあります。

岩井滝　正面滝下から	岩井滝　裏見
上の滝　下部（３段目）	上の滝　上部（1段目と２段目）
岩井滝　全景（総落差　約30ｍ）	岩井滝　正面対岸から

冬の岩井滝(2004年2月)

冬の岩井滝は１ｍ以上積もった雪の中を歩いて行くと見ることが出来ます。極寒時は完全凍結するそうですが、このところ気温が高かったので真ん中は氷が融けていました。岩屋の中から見る裏見の氷柱はとても綺麗です。

岩井滝　正面から	岩井滝　裏見

冬の岩井滝(2005年1月)

今年の冬の岩井滝は昨年よりも雪が深く１．５ｍ以上積もっていました。しかし今年も完全凍結の姿は見れませんでした。飛び跳ねる兎を見かける程度で、誰もいない真っ白な雪の上を片道２ｋｍちょっと歩いて行きます。前日降った新雪の上なんでスノーシューが埋まり歩き難かった。寒くて雪のアクセスは大変ですが白い滝も本当に綺麗です。