日応寺不動が滝(岡山市)

岡山市日応寺にある勅命山日応寺にある滝。日応寺は西暦718年に創建され開基は報恩大師で、住所の地名にもなっている寺である。聖武天皇、孝謙天皇、桓武天皇と三朝にわたって、天皇の健康回復祈願の功により、報恩大師の号を朝廷から賜り、勅命山日応寺と呼ばれている。この日応寺本殿の裏山に勅使堂があり、その横に「不動が滝」と書かれた木の標識がある。そこから沢に降りると高さ約6mの滝が落ちている。今は沢の上流から水を引き崖の上から落としている。
昔報恩大師が修行した滝として伝えられ、不動明王が頭上に降りてこられたと言われている。また臨済宗の開祖で吉備津神社の神官の子として生れた栄西禅師も、若い頃ここで修行したと伝えられている。


日応寺不動が滝

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