御滝龍泉寺 最上の滝(岡山市) 一乗寺の滝 最上稲荷 本滝 |
岡山市北区下足守にある日蓮宗最上教総本山龍泉寺には「最上の滝」、又は「龍王の滝」とも呼ばれる修行の滝がある。この寺は1200余年前、報恩大師が修行された場所で、八大龍王(雨乞いの神)と最上稲荷(豊作の神)の聖地として民間信仰の霊場である。今なお、神仏混合の祈祷の寺として全国から参拝者が訪れています。境内にはゆるぎ岩、千畳岩、太閤腰掛岩や龍王池等の名勝があり、この辺りは県立自然公園となっている。春は山つつじ、秋は紅葉が美しくハイキングコースにもなっている。
龍泉寺から直線距離で約1km東の岡山市北区横尾には、昔最上稲荷の奥の院であったが今は別寺となっている奥の院一乗寺の参道下にも導水の滝があり、垢離取り場となっている。
岡山市北区高松稲荷の最上稲荷総本山にも本滝と呼ばれている垢離取りの滝がある。大きな本殿の裏山にあり、毎年この滝で「夏季大祭」が行われている。八大龍王のお祭りで、水難退散、五穀豊穣、除災得幸の開運祈願が執り行われている。別名「水の祭典」とも呼ばれ、八大宝珠が本滝を渡る勇壮な祭りである。
最上の滝(御滝龍泉寺) |
一乗寺の滝 |
本滝(最上稲荷) |