滝山の滝(奈義町)
奥の院滝

勝田郡奈義町の滝山を水源とする滝川の上流、滝山渓谷に懸かる滝で「滝山の滝」とか「近藤滝」、「広戸の滝」等と呼ばれている。滝山渓谷には四十八滝あると言われているが、その代表的な滝である。国道53号線から日本原高原を通り、滝神社への道標に従い、禊橋の駐車場まで行く。ここから稲荷神社の下を通り、険しい山道を登ること30分で滝神社がある。
この滝神社本殿には高さ約15mの岩壁から直下で落下する雄滝を見ることが出来ます。また東へ150m程離れた所に母御の宮があり、高さ約20m直下型の雌滝(別名:母御滝)も見ることが出来ます。この雌滝は滝の裏側から眺めることの出来る裏見の滝でもある。更に、滝神社に向かって左側の別の沢には高さ約10mの綺麗な滝が懸かっています。
原生林に覆われた深山幽谷に懸かる滝と滝神社には修験道の霊地としての神聖な雰囲気が漂っている。
滝神社から登山道を更に約300m登ると山頂と奥の院滝の分岐がある。奥の院滝の標識に従って更に約300m、最後はガレ場を登って行くと奥の院滝を滝下から眺めることが出来る。高さ約24mから2筋に分かれて落ちる滝で深山に懸かる神秘的な滝です。滝の下には不動明王の石仏が祀られている。

雄滝 雌滝
雄滝 雌滝


滝神社左側の滝 奥の院滝
滝神社左側の滝 奥の院滝


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