久米郡美咲町（旧 旭町）の小谷川中流に懸かる滝。県道３０号線の西川上大野畑から小谷川沿いに約３km行くと、右側にこの滝が見えます。高さ１５mから２段になって滑るように落下する滝で綺麗です。宇滝は小谷川本流に懸かり、２段になった滝の姿が徳利に似ていることから銚子滝（久米郡誌に掲載されている）とも呼ばれていた。
すぐ東側には脇滝が有り、夫婦滝となっている。脇滝は水量は少ないが、宇滝本滝よりも高さが高い。また、下からは見えないが上段の滝もあり、総落差は３０ｍ位ありそうです。
また、２00ｍ程下流の本流には落差３ｍ程の「雄淵」、その50ｍ程下流には落差５ｍ程の「雌淵」と言う２つの大きくて深い淵があるが、道路からは木々に隠れてよく見えないし、川に降りるにはザイルが必要です。久米郡誌には「雌雄瀑（めおとだき）」として紹介されている。

宇滝　本滝

宇滝　脇滝下段	宇滝　脇滝上段

雄淵	雌淵