あの名作の軌跡を勝手に追う企画

かってに改蔵史「かってに回想」

『かってに改蔵』に関する過去の出来事を個人的な視点で記録してます。


【ログ一覧】※上に行くほど新しい記事です

幻の限定グッズ「ブルブル地丹ぬいぐるみ」について:絶望先生OAD発売決定記念。
「改蔵プロジェクト」の「かってに改蔵」フェア:アニメイトでのあれこれを記録。
最初で最後の表紙&巻頭カラー:少年サンデーが初めて『改蔵』に歩み寄った瞬間。
小ネタ「勝手に改造」奈良公園:とある新聞記事に偶然にも登場。
ロッキングオンの『改蔵』書評対談:『改蔵』連載終了後に批評家二人が語り合ってます。
言いがかり姉さん感想&番外コラム:『改蔵』の羽美ちゃんと地丹くんがヤングガンガンで活躍。



■回想:2008年7月25日(金)幻の限定生産グッズ「ブルブル地丹ぬいぐるみ」について

 アニメ化したのに全然グッズが出なかった『絶望先生』も、最近ようやくアニメイトのコーナーが充実してきました。

さて、かつてアニメ化されてないのにグッズが充実していた『改蔵』ですが、そのグッズ展開の先駆けとなった「ブルブル地丹ぬいぐるみ」というグッズをご存知でしょうか。
2003年に500体限定で実現した、記念すべき『改蔵』オフィシャルグッズ第1弾です。

第1弾だけにえらい気合いの入ったグッズで、まずサイズがでかいです。

比較のため、ベタにタバコの箱を配置


肝心の中身はこちら

下っぱスーツバージョン

脱がすとこうなります

まりもっこり?

ちなみに裏面

いつか年末に見た光景

お腹を押すとブルブル震えます。後ろの割れ目は単三乾電池×2本の入り口です。
改造人間は電池じゃ動きませんが、ブルブル地丹ぬいぐるみは電池で震えます。


微妙にエロい説明書も付いている


着せるより脱がす方が難しい。作業中、腹を圧迫するたびにブルブル震えるし。


 ...このブルブル地丹ぬいぐるみ、今回の『絶望先生』アニメDVD付き単行本と同じく、限定生産というのは高くつくものだなあと実感させられたシロモノであります。


このぬいぐるみの値段の参考資料

しめて約5000円


「本物の地丹くんでも5000円しないんじゃない?(しれっ)」と部長が言いそうです。
それでも、抱きしめるとブルブル震える地丹ぬいぐるみの愛おしさ、プライスレス。


最後に、箱に同封されていた公式ファンブックのチラシを公開。


 この頃から「売れたらアニメ化になるかもしれない...」と宣告していたのですね。
実際はアニメ化どころか打ち切りになってしまったんですが(そこそこ売れたのに)。

「売れたらアニメ化になるかもしれない...」は、今回の『絶望先生』では「アニメDVDが売れたらアニメ三期やるかもしれない」という前向きな話でしたが、これは大人の事情で間をとった「オリジナルアニメDVD付き単行本=2.5期」に落ち着きました。

値段は一冊3470円(さよなら)と若干お高めですが、すごい売れなければアニメにしてもらえなかった時代と違い、金を出せばアニメが見れると考えれば、安いのかもしれません。

以上、『絶望先生』15、16集の単行本予約の販売促進を狙うコラムでした。

【余談】

 ちなみに、このブルブル地丹ぬいぐるみにはフリがありました。
2002年に行われた「333プレ」という、ナベアツがアホになりそうなお年玉企画です。

このぬいぐるみは以降、久米田先生のバックステージで頻繁に登場するようになる。

このぬいぐるみ多分最強の限定グッズだと思うので、持ってる方は大事にされますよう。


7月15日(月)改蔵プロジェクト 〜アニメイトで行われた『かってに改蔵』フェア

 2003年冬、WEBサンデーでは「改蔵プロジェクト」なる『改蔵』プッシュ企画が立ち上がり、公式ファンブックと同時に特別版(地丹ストラップ付き)コミックス23巻が発売されたり、それを記念して12月の18〜25日までアニメイトで『かってに改蔵』フェアが開催されたり、超高品質の「ブルブル地丹ぬいぐるみ」が発売されるなど、それから半年後に打ち切りをくらうとは思えないほど『改蔵』は盛り上がりを見せていました。

 当サイトでは『さよなら絶望先生』アニメ化を記念し、『改蔵』ポロロッカする人の急増とこれからの『絶望先生』グッズ展開に期待もこめて、自分が覚えてる限りのプロジェクトの詳細を記しておきたいと思います。
”『改蔵』もこんな時期があったのだ”ということをぜひお知らせしたいのです。

ただ、ここで全部書くと長くなるので、まず今回はアニメ繋がりで
アニメイトで開催された『かってに改蔵』フェアについてだけを特集します。


 開催された場所は池袋本店・札幌・日本橋・福岡天神・名古屋の各店です。
以下、主な開催内容とその感想(※場所は池袋本店)。


●12月18日に発売される「かってに研究しやがれBOOK」か最新刊23巻を購入
 →抽選で先生直筆のイラストをプレゼント(各店1名様のみ)
 →当たらなくても複製サイン色紙を購入者全員にその場でプレゼント

イラスト欲しかったんですがもちろん1名じゃ当たるはずもなく。
購入するともらえる複製サイン色紙だけはゲットしました。

部長と地丹くんの位置が微笑ましいです。


●久米田先生の原画を展示
アニメイトではいつも何かしら小規模な原画の展示を行ってたりしますがこの回もやはり小規模でした。それでもやっぱりレアなので嬉しかったです。羽美ちゃんの包丁シーン(22巻第8話3ページ目)が原画では反転していたのが意外というか不思議でした。


●『改蔵』のサンデーCM劇場を公開
アニメイト店内にはテレビがあちこちに置かれてるので、どこにいても四方八方から色んなアニメのサウンドが聞こえ耳のやり場に困るのですが、なんと改蔵ブースでは『改蔵』のサンデーCM劇場が放送されることが決定。これは凄い!...しかし実際は普通のサンデーCM劇場が放送され、最後画面が真っ黒になって、「かってに改蔵も連載中」という、少女の控えめな声が挿入されただけでした。


●12月下旬からグッズが発売
「アニメになってないのに、こんな、いいのか?」と思わず言ってしまいそうなほど、力の入ったグッズ展開でした。

なお、グッズ発売については
可愛いイラストとそれを裏切るキャラクター、危険ギリギリラインのパロディネタでお馴染みの「かってに改蔵」から、とうとうグッズが登場です。第一弾は、可愛いだけじゃないラミカード、下じき、クリアファイルの3点!表と裏のギャップを楽しんでね。「かってに改蔵」の魅力をぎゅっと濃縮した公式ファンブック「かってに研究しやがれBOOK」も12月18日に発売されるので、あわせて改蔵ワールドを楽しもう!
という、制作担当の方からの非常に前向きな宣伝コメントが「きゃらびぃ」に掲載されてました。


第一弾のグッズ

全て単行本のカラー絵の使い回しなんですが、それでもやっぱり嬉しいものです。
クリアファイル以外は持ってます。他の作品のと一線を画していると思います。


第2弾ではフレークシールや股裂き人形マスコットが販売されました。

手帳に挟めるフレークシール
シールも嬉しいけど、やはりこのケースがありがたいです。


 股裂き人形の方はあまり出来がよくなかった気がするので買いませんでした。
『絶望先生』もフレークシールは出そうです。ペンギンの絵とか入るんじゃないかと。

このように次から次へと色々なグッズが発売されて「こりゃあアニメ化するんじゃないか?で、グッズが先に出てからアニメになるなんて順番間違ってますネタにされるとか」みたいな妄想にふけってたんですが、アニメになるどころか早々とピーされてしまい(なぜ今さら伏せる)、あっという間に店頭からグッズは姿を消してしまいました。
それでも最後とはいえこういう形で改蔵を盛り上げてもらえたのはよかったと思います。

『絶望先生』もこんな感じで盛り上がって欲しいと思うのと同時に盛り上がった後まで同じ運命をたどるのだけは嫌だと心配せずにはいられません。


5月13日(日)『かってに改蔵』最初で最後の表紙&巻頭カラー

 抜群のカラーセンスにも関わらず全くカラーに縁遠い漫画家だった久米田先生。
なぜならサンデーにおいて『かってに改蔵』は表立ってプッシュできない類いの漫画とされていたからです。

「表紙&巻頭カラーなんて夢のまた夢」しかし一度だけ日の目を見たことがありました。
ちんはこの時のサンデーを大事にとっておいてます。


 今回、”『絶望先生』アニメ化記念〜起きるといいな『改蔵』ポロロッカ”として紹介するのは、その輝かしい表紙&巻頭カラーの詳細です。
『改蔵』を知らない人には新鮮な、知ってる人には懐かしい企画になればと思います。

この回の本文と詳細は『改蔵』11巻に収録されている※のでそちらも参考に。
※この巻に表紙の画像は白黒で収録されてるんで今回の特集は「それがカラーで見れるよ」くらいしかいいことありません。久米田先生は単行本化の際にわざわざカラーページを白黒に加工しているすごい人です。


「新連載にもかかわらずカラーなし※で始まって約2年半。
ついに念願の表紙&巻頭カラー!」(「前号まで」より)

※実際はカラーを塗っていたのに結局カラーにならなかった。しかし
2004年24号でリメイクされ半分のみカラーに(ちなみに最終回の9話前


2000年41号『少年サンデー』巻頭カラー画像

ああ、まぶしいですね。
いかにも少年漫画の表紙って感じです。

でも
「イチかバチかの禁断ギャグ巻頭カラー!!」
という紹介文がタイトルの上に入ってたり、
当時のギリギリ具合が伝わってきます。


それで表紙の「こいつらに気をつけろ!!」
というアオリを無視してページをめくるとこんなことに。

「こいつに気をつけろ!!」

左下の解説↓
「この表紙だったら売り上げ倍増まちがいなしだったのに
サンデーの編集部も、まだまだですな」(久米田先生談)


 確かにこの強烈な空気は近寄りがたさを通り越して逆に引き寄せられるかもしれません。


ちなみに白黒ページ冒頭では羽美ちゃんが「なぜ私をカラーページで使わない!!」とキレてます。
ことごとくカラーで不遇の彼女、一応見開き扉絵で中央にいるのが救いです。
それにしてもこの見開き扉絵の美しさは思わず息を飲みます。浮世絵のよう。


 あと今回の表紙&巻頭カラーを記念した「今号で地丹くんがお邪魔している作品を見つけた方に特製地丹くんYES-NOクッションを抽選で100名様にプレゼント」という企画もありました。
これも11巻に詳細が掲載されていますが、協力されてる方々のノリのよさに感動します。


 そしてこの号の「投稿COMIC Show!!」でも嬉しいことに『改蔵』の大特集が。

改蔵の歴史的な1ページ丸ごとアップに添えられた紹介文↓

絶対実現不可能とされていた『かってに改蔵』の表紙&巻頭カラー!!しかも、巻頭カラー7ページは、犬夜叉やコナンもやったことがない歴史的快挙!?この偉業を達成した久米田先生&『かってに改蔵』をみんなでたたえよ〜!!

それなら『絶望先生』も実現しそうな気がしてきました。
でもマガジンでは難しいかもしれません。その理由はコラム後半で。


 それで気になる企画の内容は、読者の応援メッセージ(「20年以上前に私の中学校に男性の大事な部分を握りあう4人組がいたんですが天才塾として使えませんか?」など)や、『改蔵』の初期ネーム(”改蔵の名前が硝太郎”、”羽美ちゃんは流羽(るう)、髪型は部長と逆”、”地丹だけはキャラが決定していたわりに名前がつけられていなかった”)の公開など、盛りだくさんでした。


 その中でも特に興味深かったのは、久米田先生のコメントです。

「今語る!!カラー7枚奮闘記」より

『改蔵』初の表紙&巻頭カラーだと思ったら、なんとカラーページが7ページ......ん〜〜〜〜なんだ?事務所とモメて、アイドルのグラフが飛んだか?ん?担当者は目すら合わせようとしないし。じつは、これまでも何度か表紙&巻頭カラーの話はあったのです。でも、そのたびに、某グラビアアイドルの巨乳につぶされてきた歴史があります。まぁ、ボクも「改蔵」のカラーよりも、酒井○菜ちゃんの乳の方が、イイですもんね。ああ、どうせそうですよっ!


 ちょっと最後ツンっぽくて良いですね。

そんな久米田先生のコメントから判断するに、どうやら表紙&巻頭カラー争奪において闘わねばならない最強のライバルはらしいです。
相手がグラビアとなるとマガジンではなおさら厳しそうですね。負けるな久米田先生!

ーそれにしても「巨乳につぶされてきた」という表現、字面だけ見るとなかなか幸せそうだなと思わずにはいられません。



小ネタ。1月22日の記事より。

とんでもない事件です。天才塾の仕業に違いない。



■2004年12月:日本一怖い!ブックオブザイヤー2005『かってに改蔵』書評対談



 ロッキングオンから出版されたブックガイドに『かってに改蔵』が取り上げられていました。

ここから発売される雑誌には漫画の書評を扱うものも多く、その選書も独特で好きです。

荷宮和子×南信長のコミックガイドより抜粋。

荷宮和子の選ぶ今年の5冊のうち3冊目


『かってに改蔵』久米田康治
南「こういうギャグマンガは打ち切られるのも芸のうち(笑)」

※これより本文と個人的なコメントを合わせてお送りします。


荷宮「これはごく素直に、私が毎週読んでるマンガの中で一番笑いたいから読んでたマンガということなんですけど、あれ?これ終わるの?みたいな感じで終わっちゃったからがっかりしたので入れてみました。でもこうやって終わってみて思うのは、魔夜峰央ってすごいなっていうことでしたね(笑)」

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白熱した書評対談はこの言葉で始まります。

 魔夜峰央は『パタリロ!』の作者です。
美麗な絵に強烈ギャグ満載の『パタリロ!』を1979年から現在まで書き続けています。


荷宮「まぁ推薦するマンガは『パタリロ!』といってもいいんだけど、今から『SIGHT』の読者に全部読んでもらうのはちょっとやっぱりしんどいし、それよりは『改蔵』のほうが、こんなマンガもありましたよってことで。ただまあ、合わない人は全然合わないだろうし、それを力説してわかってもらおうとする類いのギャグでもないし」

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 『パタリロ!』の単行本は53巻くらいまで所有してますが幅とって仕方ないです。
確かに『改蔵』は人を選ぶマンガだと思います。
そういえば大学の教室で新連載の『絶望先生』読んでる生徒が「このマンガわけわかんねぇ」と話してました。


荷宮「でももしこれが青年誌の『ヤングなんとか』に載ってたら、下ネタ、エログロネタにしばりがなくなっちゃって、もっと目も当てられないことになってたと思うから、そういう意味では少年雑誌向けの、高校生が主人公のマンガで笑いに専念できたとは思うんですけど」

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 かつて少年誌上にもかかわらず「久米田-下ネタ=0」みたいな図式で突き進んできた久米田先生も、ヤングサンデーでの連載『√P』はさほどエロエロしてるわけでもなし、改蔵の続編(?)もヤングガンガンでやってましたが結構おとなしかった印象でした。
「基本的に血とか下ネタとか嫌いなんです」と主張していたのもどこまで本気なんだろうか...


荷宮「あと私の世代なんか『マカロニほうれん荘』(鴨川つばめ)を思い出す部分もちょっとあるってことで。あそこまでのヒットもしなかったし、あそこまで壊れもしなかったけど、これを読めば毎週笑えるというマンガが私は今、せいぜい月刊誌の「漫画ゴラクネクスター」で『エロせん』を読んだりとか、『少年エース』で『ケロロ軍曹』を読んだりするぐらいしかなくて寂しいんで」

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 ちんも『改蔵』は『マカロニほうれん荘』っぽいなと思いました。
『マカロニ』も漫画オタクのノリがあるというか、独特の言い回しがあってそれがわからない人はついていけない類いのギャグマンガでした。
あとどちらも絵(特に表紙)がオシャレで上手いです。
というかつくづくこの推薦者はオタクだなぁと思います。


南「少年向けのギャグマンガって逆に読者を子供扱いしないというか、大人向けのネタをガンガンかましちゃった方がいいんだと思うんですよね。手加減しないっていうか。そうすれば、わかんないなりに、おもしろがってみたり、中には誰か人に訊いたり調べたりする奴もいるかもしれないし。だからそういう意味では子供相手でも幅広いネタをどんどん入れていくという姿勢は好感が持てますね、個人的には」

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 昔よく漫画でわからないことを調べて覚えたりしていました。
漢字はもちろん、『グルグル』で「よしんば」の意味知ったり、『あさりちゃん』で夏目漱石の作品覚えたり...
あとわかんなくてもそれなりにおもしろいっていうのはギャグマンガで結構ありますね。


荷宮「だからそのまま続けて欲しかったんですけどねえ」
南「でもこういうギャグマンガは打ち切られるのも芸のうちっていうか」

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 「僕は芸なんて持ち合わせてないんです」
反省文でそう嘆いていた久米田先生にも芸が認められました...ってそんな芸かよ!
そういえば最近ゲイを売りにする芸人が出てきました。ハード芸。


南「『幕張』(木多康昭)とか思い出しましたけどね、僕は」


 そして話題は『幕張』に。

南「『幕張』って『ジャンプ』でやってたギャグマンガで、最後はもうほんとに壊れてて、打ち切りみたいな形で終わったんです。で、しばらく休んだと思ったら、今度は『マガジン』で連載を始めてですね、それが最初は野球漫画っぽく始まったんですけど、その一回目の扉が野球のユニフォームを着てバットを持った主人公が『ジャンプ』をケツの下に敷いて座ってるっていう、そういうオープニングの絵で(笑)」
荷宮「それぐらい開き直ってくれたらいいんですけどね」

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 まさかその久米田先生もマガジンに移動することになるとはこの時思ってもいなかったでしょう。
開き直りについては新連載を見ると、むしろマガジンの方が居心地が悪そうで、サンデーへの郷愁が垣間見えた感じもしました。
『うぐいす』とは逆に、『絶望先生』では『マガジン』は自由人たちの宝箱につっこまれていたり、職員室のホワイトボードのスケジュールには水曜のところに「サンデー」としか記入してなかったり、いまだに小学館漫画賞にこだわっていたり...


荷宮「でも復活するのかなあ、どうなのかな、この人?まあ、復活して下さいということで、復活を祈って今回入れさせてもらいました」

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 というわけで復活してよかったです。
2005年の漫画としてまた取り上げてくれると嬉しいのですが。
「漫画道とは死ぬことと見つけたり」といって結局死ななかったのだから本当太宰のようです。
あ、これからは「新すぃ日本語」的に”ダザイ”という言葉を使うことにしましょう。
2005年1月のコラム参照)


 あとなんの因縁か木多康昭先生も復活するようです
少年誌ではなく、ヤングマガジンとのことですが、今年は凄い年になりそうで今からワクワクしてきました。


マンガゾンビたちに幸あれ。



■2005年4月15日(金):久米田先生と久米宏復活!!!


久米田先生がヤングガンガンで復活!!!
...なんでヤングガンガン?
しかもセンターカラー。背表紙にも宣伝が載っけてあります。



言いがかり姉さん。


 情報聞いた時驚きました。

「かってに改蔵」が終了してからというもの”叶姉妹と行くハワイ旅行”並に盛り上がらなかった当サイトに突如吹き荒れる春の嵐。
※叶姉妹とハワイに行けるツアーがあったが、定員30名のところに応募者が2人しかいなかったため企画倒れした。


 久々の久米田先生の漫画活動、全然衰えてないどころかますますパワーアップしてますね。
掲載誌に対する攻撃も自粛することなくガンガンやってます。
久米田先生、ライブ●ライブに入れて欲しかったのかもしれません。
むしろ今こそやって欲しい。近未来編で救われない未来を。

ためてたものを出してる感じがして、読んでるこっちもカタルシス。
カラーも前と少し塗り方が変わった気もしますが相変わらず上手くて感動します。 


 それにしても...

手塚治虫先生のスターシステムを採用しているのでしょうか。

羽美ちゃんと地丹くんが出てますよ!!

うわあぁぁ地丹くんはまんまだけど(頭がさらにはげ上がってはいるが)羽美ちゃんは雰囲気変わったというか胸大きくなってる?し若干違いはあるものの本人には間違いないとは思いますが、お互い初対面で話が進んでいるからマジでパラレルワールドなのかもしれません。

とにかく、「言いがかり姉さん」が改蔵の世界と密接な関係があることは確かです。
ところどころに小道具がちりばめられてます。

となると絶望先生が改蔵なんでしょうか。

「改蔵たちにまた会える日を信じて...」※最終回のアオリ文

本当にまた会えるとは。


 それにしてもヤングガンガン、次号も凄い気になります。
特にグラビアの”初登場Hカップの愛衣ちゃん(16)”、HカップのI(愛衣)って反則では。エッチとアイは紙一重みたいな。
しかもそんなHな愛衣ちゃんの予告ページの隣に「マンホール」というタイトルのホラー漫画の予告をもってくるのはどーゆうことですか。

なんでも、Horror漫画とHカップの愛衣ちゃんで次号の合い言葉は「H」だそうですよ。


ばよえーんになったところで、ちんが見つけた改蔵達の生まれ変わりを紹介。
※「ぷよぷよ」の7連鎖目に出る呪文。相手の脳みそをぷーにする危険な魔法。


 テックジャイアンの巻末漫画に改蔵と地丹君が転生してます。

タイトルは「烏丸学園ガンスモーキー」

見た瞬間、「これは幻の”最高解決委員会”(かってに改蔵の前身)に違いない!!」と思いました。

なかでもこれは地丹君と改蔵が闘ってるように見える。
...え、見えない?

 ススススミマセン、なにしろフィルターがかかってるので、なんでも改蔵にこじつけてしまいます。


 でもそろそろ自給自足の生活は終わりそうなので安心です。
いまだにマガジンでの連載はいつ始まるか定かではありませんが。

今回急いで書いたので、まだまだ満足に語りきれてない気がしますが、そんな熱を含めて一緒に喜びを感じてもらえると嬉しいです。


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■5月10日(火):いいがかり姉さん番外編コラム


 「裏が使える」という理由で、中学から高校までの配布物は、ほとんどとってあります。

その中から中学の時の生徒会報が出てきました。

 意見箱によせられた意見に先生が答える特集をしていて、なかなか興味深かった。
なかには「言いがかりだろこれ」というような意見もあったので「いいがかり姉さん」の関連コラムとして取りあげたいと思います。


まず、こんな意見が寄せられていました。

「体育の時にいつも先生方の車にボールをぶつけてへこませました。バスケットコートの近くに車は置かないで欲しいです」


...これ結構いいがかりレベル高い気がします。

「いつもへこませました」とカミングアウトしつつ「こんなところに置いてんじゃねえよ」と開き直ってます。

この意見には校長先生が答えていました。

「定められた場所以外には、できるだけ駐車しないようにします」

狭い駐車場に問題があるものの、校長の場所は必ず確保されてるので車をへこまされたことがないのか、やけに冷静に答えています。


 他には登校に関する意見が。


「決められた通学路に従うと凄い遠まわりになってしまいます。歩道ではない道を1Km以上歩くことになります」

中学はチャリ通禁止なので確かに切実です。

これに対する先生の答え

「健康のためにもがんばって歩きましょう」

まぁ返答のほとんどがそうですが解決になってません
でも1Kmぐらいならまだマシなのではないかとも思いますが。
というか歩道でもない道を通学路にするってどうなんだ。


学校生活に対する意見もあります。

「鞄が小さすぎて持ち物が全部入らないのにおきべんするなっていわないでっ!検討して下さい!」

鞄を出来るだけスマートにするのが中高生のステイタスでしたからね。
これに対する先生の返答は...

「おきべんはやめましょう」

もはや議論を放棄してます。

この調子じゃ検討自体スルー対象なのでは。
でも何年後かに指定鞄が大きいバックになりました。

言いがかりが実を結んだのです。
ただしこの投書した人が、鞄が大きくなったからといっておきべんやめるのかといったら、そうでもない気もしますが...


 これだけでもなんなので後半は自分が中学校でしでかした「言いがかり事件」を紹介したいと思います。


...

 技術家庭科の授業で、なぜか菊を育てることになりました。

校舎のそばに大輪の菊が咲くのかと思うと「他に植物なかったのか」と言いたくなるが、成績に関係するため一応がんばって育てていたら、美しい苗に成長してクラスで評判に。

 開花が楽しみだと思ってたら、夏休み開けの新学期に自分の菊を見て愕然。

見るも無惨に枯れてました。

 あんなに艶があった苗がカサカサになっている。
一体夏休み中になにがあったんだ!?
なにかショックなことでもあったのかというくらいの廃人っぷり。

 夏休み中は名簿順にみんなが水を学校にやりにくることになってたから、水不足で枯れることはないだろうし、自分の番の時に見てみたけど異変はなかった。
とにかくこんな急な枯れ方するのはどう考えてもおかしい。

その時の先生への被害報告を言いがかり姉さん風にすると...

ちん「私の菊の素晴らしさをよく思わない早くも菊を枯らしてしまった誰かが鉢を変えたんです!間違いありません!!もしくは私の菊のところだけ水が与えられなかったんです、それしかありません!」

先生「だけどね君、鉢に付いてる名札がはがされた跡もないし、変えられるってことないと思うんだけど。あと一部分だけ水を与えないのってシャワー式のホースじゃ難しいよね」

十分納得出来る説得をされても全く食い下がらない自分。

今思うと本当に迷惑な人間です。

 理由がわからないまま、先生の育てていた菊を譲り受けることに。
まさかこんなことになるなんて思ってもいなかった。
「犯人を見つけたらつかまえてくれ」とか言い回ってました。


...

犯人は見つかりました。

こんなこと告白するとドンびきされそうで怖いんですが、このままではオチがないのでぶっちゃけます。

実は夏休み中、こっそり自分の菊に栄養剤を打ちに行ってたんです。

ひ、ひかないで下さい。
どうしても立派な菊にして褒められたかったんです。
子供の単純な発想です、でも単純にしては陰湿です。


 まぁこんな卑怯なことしてれば天罰が下るのは当然というか。

薬の説明をろくに読まないで、粉のまま苗に振りかけ続けていたのですが、本当は粉1mgに対し1リットルの水で薄めたものを使わなくてはいけないらしく、結局急に枯れてしまったのは栄養過多という理由からでした。

散々騒いだのに理由がわかると、いるはずのない犯人に言いがかりをつけた自分が恥ずかしくなり、事実は人に話すことなく闇に葬りました。

以来、被害妄想を外に爆発させるようなことはしなくなったのです(多分)。


教訓:むやみに言いがかりはつけない


 迷惑や疑いをかけた人達や教師、そしてカサカサに朽ちた菊にしばらくの間、心の中で謝ってました。

植物は大切に育てましょう。

「殺生は愚かだ」と主張し植物だけ食べてる菜食主義者に対して「植物は生き物じゃないのか」と心の中で言いがかりをつける今日この頃。


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