「かってに改蔵」の感想
| 君は薔薇より美しひ〜美化委員会 |
| 2巻/第2話:妄想族 |
| 20巻/第6話:最適化 |
| 22巻/第10話:紳士協定 |
| 23巻/第10話:女子六楽坊 |
| 番外編:なれそめ&最終回 |
特設ページ:23巻/第3話:見間違い(たまに追加更新してます)
| 2008年6月27日(金)久々に『改蔵』の感想「君は薔薇より美しひ〜美化委員会」 |
●内容:美化委員に任命された改蔵が、ありとあらゆるものを美化して回る。 本編で紹介された原題と邦題※の違いからもわかるように日本人は言葉を美化しがちです。 しかし、古くは堕胎・間引きをモドス・カエスと言い換えたり、戦時中もガダルカナルからの退却を転進と呼んだり、占領を進駐と言い換えてごまかしていたのも事実です。 そういえば自分は高校のときガチで美化委員でした(正確に言うと「美化管理委員」)。 「こんな美化しようもないサイトの管理人が美化委員のはずないだろ」と思われるかもしれませんが、先日掃除してたら美化委員だった証拠の品が出てきたので、それを公開します。 「いやあ〜オレもそんな重要なポストを任される年齢になったか......」
忘れていた傷痕が蘇る 「こんな美化管理委員に美化管理されたくない」と自分でも思った。 こう書いても思い出を美化しているようにしか見られないのが哀しい。
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ちんは多分重度の妄行法違反者です。
脳内には果てしなく妄想の世界が広がっていたんです、昔から。あれは忘れもしない、小学校にあがる前、スイートミントという魔法少女モノのアニメに出てくる主人公のミントちゃん(ツインテール)にどっぷり惚れ込んでいまして・・・彼女のことを想っていつも寝ていました。
その時だったと思います、初の妄想行為。
そのミントちゃんが悪いやつらに拘束されて薄暗い牢屋みたいな中に閉じこめられているんです。それから詳しくは思い出せないんですが(思い出したくないのかも)もちろんそんな展開アニメにありません。それから回を重ねるたび、その牢屋に閉じこめられるキャラクターが増えていって今度は少しストーリー性が出てきたようで、またまた別の萌えキャラ達が出てきて違う作品であるにも関わらず捕まってるコたちを助けに行くみたいなことになって・・・道中に刺客にあったり(お約束)。
厄介なことにいつでも妄想の世界にトリップすることができるんで、退屈なときなんてなかったのですが最近現実と妄想の区別がつかなくなってきました。
さすがにもう萌えキャラ総出演なんてやってないですけど。でも実際結構みんなやってますよね?妄想。頭で考えてることってそれこそコンピューター並の凄い速さでかけぬけてくというか、1秒間に何十文字とか東京大学物語の村上くんじゃないけど授業中思ったことを原稿用紙に詰めれば教室一杯分はいくよ、きっと。
それこそ1Pコマぎゅうぎゅうに妄想、1話まるまる妄想、というか全てが二人の妄想でしたみたいな。
とにかくどんな良い物語であっても妄想オチでしめくくられると全てぶち壊しになるのでやめてもらいたいですね(もえたんにもあるように)・・・て論議ズレてるよ。
でも実際、現実においては今までの全部妄想だったらいいのに、とかはよく思うことあります。それこそ現実逃避なので控えたいです。
最適化は難しいです、しない方がいい時もあると思います。
下手な最適化がはびこる世の中・・・そう例えば今のモーニング娘。
色々ツッコミどころのある編成は作中でも触れられていましたが、あれから一年、そんな現状は全く改善されずじまい。
それどころかますますひどくなってる気がするのですが。あの頃プッチモニがごちゃごちゃに再編成されて、解散時は何事もなかったかのように元のメンバーに戻ってしまったなんて予想できただろうか。
ゴマキ・あやや・ミキティの「ごまっとう」は、まだ許せた。
だが、ゴマキ・あやや・ナッチのグループ「後浦なつみ」は許せん。
大体なんなんだあの風体は。
夢のようなグループのはずなのに夢を壊された感覚に陥るのはどうしてだろう。
ああでもナッチとゴマキは性格悪いらしいから、2人にあややがいじめられたりしてるのを想像するとはあはあ・・・すすすみません・・・W(ダブルユー)は好きです。
辻ちゃん加護ちゃんは一時期不仲説が流れてました。
なんでも高橋ひとみが辻ちゃんと仲良くしだして、加護ちゃんと距離が出来てしまったためだからとか、なんか生々しいです。
高橋愛は最初あまり好きではなかったのだけど「tin tin town ティンティンタウン」(凄い番組名)で、お好み焼きのうっちゃんみたいなコスプレしてたのが可愛かったので気持ちが変わりました。モーニング娘。については語り出すと止まらなくなり、それが日常で爆発すると周りと温度差が発生し必ず後悔するので、ネット上でも控えたいのですが、それでもあえてつっこみたい編成があります。
ハロプロ最年少ユニット”ああ!”です。
これは一体どうなってしまったんだろう。
モー娘。の田中れいなとハロプロキッズの鈴木愛理、夏焼雅が組んだユニットで、最年少が売文句だったから気になってたのですが。ちなみに”ああ!”は「喜びや悲しみとか、色んな感情を表現できることば」ということでユニット名にしたそうです。
だったら”うう!”や”んん!”とかも作って三つ合わせて”あうん”にしたりできそうだとか勝手に考えてました。
ちなみにエロ漫画雑誌「阿吽」には、あの「シャイニング娘。」が連載されていた。
音楽業界以外にも最適化により消えていくものがあるのも事実です。不景気とはいえ「青山ブックセンター」が閉店してしまったのには驚きました。
確かに今は書店の数自体が減少傾向で、本を売っても儲からない時代とされてはいますが、青山ブックセンター(ABC)の個性的かつ特出した品ぞろえには定評がありました。
しかも倒産したのはABC自体の経営不振ではなく、親会社の「ボード」にバブル期の不動産投資の失敗で約30億円の負債があったことによるという。
でもすぐに再建支援を訴える署名運動が始まり、利用者を始め出版社の関係者やライバル書店の店員も参加する大規模なものになって、東京地裁に訴えは通りめでたく復活が実現したみたいですが、正式な再建には解決すべき問題も多いようです(朝日新聞より)。
「ABCのような良心的な個性派書店が姿を消し、ブックオフのような本を商品としかみていないような書店が生き残っていくのは現代の姿を象徴している」と江口寿史先生もHPの日記で嘆いてました。
確かにブックオフが作家にもたらす損害ったらないですよね・・・長くなりましたが言いたいことは「やっぱりサンデーの最適化で改蔵が消されてしまったのは惜しい」ということだったりします。
長い間静かに色んなファンに見守られていたのを上の方針でバッサリ切られたのはやっぱりちょっとキツイものがありました(いちファンの勝手な意見にすぎませんが)。
本編の感想はノートン先生が「幼っ子」という言葉を使ってたのがよかった。「ロリっ子」よりオブラートでいいなあ。
本物のノートン先生はというと、定期的にパソコンに出てきて「最適化の時間です」と言われても断り続けたから、そのうち出てこなくなりました。
ノートン先生自身が最適化でどっかいってしまったのでしょうか。自分で掃除したい、というか人に掃除されたくない。
部屋とかもそうなんですけど、恥ずかしい所持品が見られたくないというか、そんなことを友人に話したら「お前はロリーポッターと開かずの部屋だな」と言われました。
近いうち最適化で自分が家から削除されそうです。
恥の多い人生を送ってきたちんでも一応紳士な面はあります。
車が来てなきゃ渡ってOKを普通に信条にしている信号無視しまくることで有名なちんでも、小さい子の前では絶対しません。
ギャルのパンティは好きだけど、マンションの駐輪場に黒いツヤのある生地にラメの入ったピンクのハートがたくさんプリントしてあるパンティが落ちてても懐に入れませんでした。
エロ本読むけど電車では読まないし、逆に満員電車にも関わらず堂々とおっさんが窮屈そうにがんばって読んでたりする凄いエロいマンガ雑誌やスポーツ新聞とかを、食い入るように肩越しから盗み見たりなんかしません。友人から借りたゲームのセーブに書いてあるキャラの名前が、その友人の好きな子と思われるクラスメイトの名前だったりしたこともあったけど、そのことを特に指摘したりもしなかったです。
女の子に「おいしいもの作ってあげるからおうちにおいで(はぁと)料理得意なの!」と招待されて、どんなもの作ってくれるのかワクワクしながらいざ行ってみると、ふりかけごはんだけを出され、「これ料理ちゃうやろ!」と喉まで出かかったけど「米は好きだよ、めったに食べれないんだ」とかわけわかんない感想を言ってみたり・・・
ところでレンタルビデオ店のAVコーナーにおける紳士協定をご存知ですか?・お互い何を選ぶかをジロジロ見ない
・立つ位置は常に一定の間隔を保つ
・自分が目をつけてたモノが取られても潔くあきらめる
これぞ美しき紳士の姿。紳士協定を遵守せよ!
世の中なんでもあざとい。「よく考えよう、お金は大事だよ」と子供に歌わせるアフ●ック
目が見えない、口がきけない、耳が聞こえないヒロイン
『SNOW』の桜花(の売り方)
世間に溢れるあざといものに容赦なくツッコミを入れた久米田先生が、単行本の反省文でこのような「あざとい話」を作っていました。
↓
「ボク、あざとくなることにしました。金に目がくらみました。こんな設定考えました。携帯電話が女の子ってどうでしょう?携帯電話だから携帯しないとスネちゃうんですよ。他の女の子からかかってくると、やきもち妬いて切っちゃうんですよ。携帯電話にしてはでかいんですけど、149センチくらいなんですよ。もちろん貴兄!髪型はツインテールでアンテナになってるんです。愛してあげないと電池が切れちゃうんです。」
久米田先生の考えたこの話は、38号のマガジンで始まった『090〜えこといっしょ』で実現してしまいました。普通の男の子の元に届いた携帯電話は、なんと女の子!
そんなオープニングの『090〜』では、携帯電話なヒロインが「充電したからには責任とって」「誰にでも充電を許す女じゃない」と主人公に詰め寄っていました。
充電は性行為扱いみたいです。ちなみに「携帯電話が女の子」という設定は『090〜』の前にもエロゲーで存在しました。
その名も『Like Life』。
ヒロインは携帯電話、他にもポットや電気スタンドの女の子とも恋愛できる「身近なもので萌え萌え」ゲームです。
電気機器の美少女たちの充電はもちろんアレ。ゲームに限らず、周りを見渡せば「パソコンが女の子」「備長炭が女の子」「ハバネロが女の子」...今はなんでもありみたいです。
男なら「日用品が女の子になったら」と考えたことはあるはず。
今や「こんな子といいな、できたらいいな」が金を生む時代。
そんな世間の風潮に乗り、ちんも「あざとい話」考えてみました。ホッカイロが女の子ってどうでしょう?
カイロだから、こすったり揉んだりしないと冷たくなっちゃうんです。
肌身離さずいれば、いつでもどこでも暖かく過ごせます。
もちろん寝る時も一緒!
でもカイロだから、素肌で直接触っちゃダメなんです(少年誌の限界)。...まあいつもの妄想です。
ただ今回あえて下ネタではなく、あざとい純愛ものっぽくした、
「ホッカイロが女の子」漫画ダイジェストをここに公開。↓
世界初ホッカイロ漫画
『KARON』
カイロなので冬が舞台です。
タイトルといい『Kanon』のパクリに思われそうですが、
そうではないということが、この先で証明されます。
寒さが本格的に増してきた12月のある日、
主人公の男の子は、「これ一つで冬中あったか」と
宣伝されてるホッカイロを通販で注文する。一つのカイロで冬を越せるのなら得だ
...と思ったら、家に届いた包みはデカい。開けると中から裸の女の子が!
「開封したからには責任とってね」と
彼女は主人公に言います。
付属の説明書を読むと、
どうやらマジでホッカイロらしい。
「私があなたを暖めてあげる」的な展開。
ととととりあえず抱きしめてみる主人公。人肌の温かさを知る主人公。
(県の条例に違反しない程度の行為です)主人公は人間カイロに「カロン」と名付け
(ホカロンから取って)可愛がることに。
どこでもカロンを携帯する主人公。
電車に乗る時も公園で休む時も抱き合う二人。
奇妙な関係だが端から見たらただのバカップルである。
カロンと過ごす冬は暖かく、優しい。
彼女がホッカイロだということを忘れかけてきた、ある日...カロンが突然動かなくなります。
冬が終わり、使用期限が切れてしまうのです。「春になったら私はもう必要ないね」
徐々に冷たくなる彼女。
主人公はすがりつき
「頼むからずっと俺のそばにいてくれ」と
泣きながら思いを伝えます。「もう暖めてあげられないの、ごめんね...」
ほんの少しの温もりも逃がしたくないと
一晩中、彼女を抱きしめる主人公。朝、目が覚めるとカロンはいなくなっていた。
腕に残るかすかな温もりを胸に
彼は来たるべき春を迎えるのだった。完
あざとい話を目指して書いたものの、出来上がったら「世にも奇妙な物語」みたいな話になってしまった。本当にしょーもない妄想を繰り広げてしまっただけのように感じるのは何故。
どうやら自分にはあざとい話を作る能力はないようです。久米田先生の偉大さを痛感したところで、コラムは終わります。
そう、あれは5年前のことだったわ。近所のソバ屋で彼を見つけたの。
最初は「なにコイツ」ってかんじだったんだけど、彼のこと知れば知るほど夢中になってく自分がいて・・・なんだかよくわからないまま気付いたらズルズルと。
ゆきずりの関係からよくここまで続いたものよね。
あの時こんなに長い付き合いになるなんて思いもしなかったわ。スレた女性の恋愛体験手記風に書いてみましたが、ちんと”かってに改蔵”という作品の関係はまさにこんな感じではないかと思います。
ハマり始めはベタベタで「おまえを離したりはしないよ」と歯の浮くセリフも出そうな勢いで、落ち着いた今では気に入らない部分が見つかっても好きだから我慢できる、好き嫌いのレベルを越えたところまできてるのかもしれません。
...
気持ち悪い文が並んでいるのを見ても異常な惚れ込み具合がうかがえますね。
閲覧者との温度差で台風がおきないよう注意してサイトをやっていきたいです。
【最終回を迎えて】
僕たちの住んでいた街は
大きかったけれど
その外には
もっと大きな街があって
この海の向こうには
もっともっと大きな世界が
広がっているんだ
・・・一瞬、海外進出を想像してしまいました。
冗談はさておき、ううっ終わってしまいましたね、かってに改蔵・・・
始まりがあれば終わりがあるので、それは仕方がないこととはいえ、やっぱり悲しかったです。今まで昔の漫画ばっかりにハマっていたので耐性がないというか、初めてリアルタイム連載中に夢中になった漫画が「かってに改蔵」だったので最後を看取るということがこんなに辛いとは思ってもいませんでした。
最終回の内容についての感想は単行本が発売されてから感想の方に書くので、ここでは最終回という事実について自分の感想を述べたいと思います。
なんていうか・・・最終回というか、とどめって感じでした。
最終回を読み終わった感想↓
涙で曇って目の前が見えません!!ワイパーが欲しい!!(お●ぎ口調で)
改蔵のネタじゃないけど、あそこまでされたらもうなにも言えません・・・
正直キレイに終わって欲しくなかったというのが本音なんですが、久米田先生なりの”汚れちまった悲しみを払拭”だったのか、みんないい人で終わりましたね。凄い個人的な意見ですが『改蔵』がないサンデーは寂しいです・・・
改蔵最終回の直前にあった「まんがカレッジ5月期」の審査員の総評に「たとえ8割の読者に嫌われても2割の熱狂的なファンがつくような作品」が欲しいみたいなことが書いてありましたが、話が違うぞこの野郎!!
・・・とかやり場のない怒りをぶつけたりとかして本当情けないです。
つか実際そんな作品なんて載せたりしないだろうに。なによりこれからおいしいネタとかあっても、もう改蔵でいじってもらえないんだなぁということが少し切ないです。
少年ガンガンで連載してた「ワルサースルー」の作者、たかなし霧香先生が最終巻のコメントで「ひとまず落ち着いたのに終わってみると今でも、あんなこともこんなこともできるなあと話が思い浮かんできて描きたくなる」みたいなことを書いてましたが、久米田先生もそう思ったりするのかなと思いをはせたり。このサイトが中途半端に不安定でバタバタスタートしたのも、改蔵の終わりを感じたからだったりします。少しでも長くたずさわりたかったというか、運営になれたら週1で感想でも書こうと思った矢先に打ち切りで、始めたばかりのサイトだから大して人と交流することもなく、残念としか言いようがありません。
・・・可哀想ぶるのはこの辺にします。
とりあえず次回作に期待です。
最終回には「次回作にご期待下さい」とはありませんでしたが、「また会える日を信じて」とありました。久米田先生はこのまま終わるような人ではないと思うので次回作は期待したいし、改蔵達にまた会えるというのも次回作の背景とかモブとかにさりげなく出演したりするということでしょう(あくまで想像ですが)。
もしかして意外な展開として「地丹のリハビリ生活編」みたいなのが始まったりするかもしれません。余談ですが「キャッツアイ」の最終回を、ちんは最終回だと気付かなくて、てっきりあれから「瞳のリハビリ生活編」みたいな新章でも始まるのかと思い込んでたクチです。
最近のリメイクブームに乗っかって、過去の名作を久米田先生に描いていただきたいとか思ってしまう。時代劇とか。
次回作の前に秋に発売する最終巻ですね、まずは。
ポカポカみたいに次回作の設定みたいなのが載るかもしれません。
カバー後ろにあるアイテム表の最後は改蔵と羽美の結婚式ジオラマ人形だ。間違いない(違ってたら笑え)。改蔵が終わったということで、このサイトも心機一転です。
でも変わらず改蔵を応援し続け、もちろん久米田先生の次回作も応援します。ちん.comは「まだまだ改蔵が好きだ!」という方を歓迎します。