アラビアン
魔神冒険譚ランプランプ ■絵:小畑健 ■話:泉藤進



【ストーリー】

舞台は魔神が人間界を支配する世界。
少年トトとルーキーは、この世を救うため正義の魔神ランプを100年の封印から解いた。しかしランプは手のつけられない乱暴者で女好き、おまけにトトの姉の超絶美女ライラに一目惚れしてしまい彼女のために行動するばかりである。ちなみに全3巻と短い物語の中、ライラはさらわれっぱなしで出番がないのがもったいない。向かってくる敵には容赦なく立ち向かい、惚れた女に命をかける、無鉄砲だがどこか憎めない魔神ランプの冒険譚。


【総評】

いわゆるジャンプの王道。
破天荒な主人公が人助けにバトルに右往左往。全体的にバトルシーンが多め、というか本当バトルしかないので息苦しさは否めないが、絵が小畑健だけあって見せ方が猛烈に上手い。あとお便りコーナーが微妙でおもしろい。


【コラム】

一時期アラビアものにハマっていたことがあり、その時これに手を出したのですが、3巻に収録されてる小畑先生の読切作品「出てきておく霊!守太郎くん」も好きでした。主人公が霊感少女で、カチューシャなのがたまらん。

「魔神冒険譚ランプランプ」は1992年に連載されていた作品でした。
小畑先生といえば、作画を担当したヒカ碁でブレイクして今もDEATH NOTEを好評連載している方ですが、ちんはこの頃の彼の絵が一番好きです。
女の子とかが、ねっとり可愛い気がします。油がのってるというか。


 さてこの作品、バトル漫画ということで色々な必殺技が出てくるんですけど、その中にえらい衝撃的な必殺技がありました。

マイナーゆえ、作品自体を知る人は周りにほとんどいない中で、かろうじて知る人を発見したらこの必殺技だけ覚えてました。
出てきたのは一回だけですがネーミングもビジュアルもビックリします。

 その必殺技が出たいきさつ↓
村に月光魔神がやってきて美女ライラを連れ去ろうとするのを、ランプに封印されたままの魔神ランプが阻止するべく立ち向かう。

「約束どおり今夜おまえの肉体はワシのものとなるのだりゃ〜」
言動がなんだかヤバイ月光魔神のいきり立ったモノめがけて

アタック。

その名も・・・



ボキーンアタック!!!

ボキーン


ボキーンって。まんまじゃないですか。

アメリカの漫画の擬音で言う”衝撃”→”CRUSH””爆発”→”BOMB”みたいに、”勃起”→”ボキーン”という感じでしょうか。

すいません、寝た子を起こすようですが、やっぱり今になっても小畑健のイメージはこれしかありません。ボキーン。


 記念すべきジャンプ作品の初コラムがこれでいいのかと思われましょうが、すぐ出る手元の単行本がこれしかありませんでした。

なお、このコーナーは普通の漫画紹介にしょうもないコラムがくっついてるだけなので、購入の参考になるのは前半のみになります。
 こんなかんじでこれからも色んな作品を扱っていきたいと思います。

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