user-ja は、日本語を扱うユーザーのために、基本的な環境設定を行う Debian GNU/Linux 用パッケージです。
user-ja は、ドットファイル (各ユーザーのホームディレクトリに存在し、 ファイル名がドット (ピリオド) で始まるファイル) に手を加えることによって、 基本的な日本語環境を構築します。システム全体の設定 (/etc ディレクトリなど) には全く手を加えません。
Debian GNU/Linux version 2.1 (ニックネーム slink) 用には、 Debian JP Project が配布する アドオンパッケージ集に含まれていました。現在のバージョン (version2.2、 ニックネーム potato) では、 Debian GNU/Linux 本体に含まれています。
Debian GNU/Linux の次のバージョン (ニックネーム: woody) では、 user-ja は国際化され、日本語以外にもいくつかの言語を サポートするようになります。名前も user-ja から language-env へと変更されます。 こちらは language-env の web ページです。