
放射線あれこれ
福島原発事故で放射線に関するニュースが毎日流れているので、自分なりに調べてみた。
放射線による人体への影響度合いを表す単位を「シーベルト(Sv)」、放射性物質が放射線を出す能力を表す単位を「ベクレル(Bq)」といいます。
ウィキペディアによると
ベクレル(becquerel, 記号: Bq)とは、放射能の量を表す単位で、SI組立単位の1つである。単位記号は、[Bq]である。
1 s(秒)間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量が1 Bqである。
例えば、毎秒ごとに370 個の原子核が崩壊して放射線を発している場合、370 Bqとなる。
ベクレルという名称は、ウランの放射能を発見しノーベル物理学賞を受賞したフランスの物理学者アンリ・ベクレルに因る。
放射線の吸収線量の強さを表すグレイ(単位記号:[Gy])や、
グレイに放射線の種類の違いによる生体への影響を加味して係数を掛け合わせたシーベルト(単位記号:[Sv])と混同しないこと。
電球に例えると、光の強さそのものに相当するのがベクレル、
距離によって異なる明るさに相当するのがシーベルトだと説明する専門家もいます。
●まず、放射能の強さについて。
ラジウム温泉1リットルでおよそ10万ベクレルくらい。
人も体内に放射性物質を含むため、人体全体で約6千〜7千ベクレル、たばこの灰1グラムで約5.9ベクレル
http://www.tepco.co.jp/nuclear/hige/qa/thi/bqa/qa-b11-j.html
私たちは常に放射性物質を含んだ食品を食べ、また放射性物質が含まれた空気を吸い込んでいますので、体の中には常に放射性物質が存在します。
人の身体の中の放射性物質の内訳は、体重60kgの標準的な日本人で、カリウム40が4000ベクレル、炭素14が2500ベクレル、ルビジウム87が500ベクレル、鉛210,ポロニウム210が20ベクレル、セシウム137が20〜60ベクレルですが、これらの放射性物質のほとんどはベータ線を出すものです。ベータ線は薄い金属で止まってしまうくらい透過力が小さい放射線なので、身体の外には出てこれませんが、カリウム40だけはベータ線の他にガンマ線を出すので、このカリウム40から出るガンマ線が身体の外に出ていきます。
この人の身体から出てくる放射線の量は、自然界から受ける放射線の量に比べ、非常に低いレベルであり、また食物からの内部被ばくに比べても無視できるレベルと考えられます。
人間の体は約6千〜7千ベクレルだから、1秒間に約6000〜7000個くらいの原子が崩壊して、相当する放射線を出してます。
●次に影響度合いについて
http://www.tepco.co.jp/nuclear/hige/qa/thi/bqa/qa-b7-j.html
高度の高いところでは宇宙から降り注ぐ放射線(宇宙線)を地上にいる時よりも多く受けることになります。
海外旅行で飛行機に乗ると高度1万メートル以上の高度を飛行しますので、地上の約150倍の宇宙線(海面0.03マイクロシーベルト/時、1万2千メートル5マイクロシーベルト/時)が降り注ぐ場所を通ることになります。
例えば東京〜ニューヨーク間の往復では0.19ミリシーベルト多く放射線を受けます。
普通に生活していても、自然界から1年に2.4ミリシーベルト(世界平均)の放射線を受けており、海外旅行で余計に受ける程度の放射線では健康上問題はありません。
例
平均的な人が1日に浴びるのは10マイクロシーベルト
胸部レントゲン 1回で20マイクロシーベルト
乳房のレントゲン(マンモグラフ) 1回で3ミリシーベルト
胸部CTスキャン 1回で5ミリシーベルトであり、自然界の2年間分の影響をうけることになります。(最近は被爆レベルが小さいCTスキャンが導入されている医院もある)
当然ですが、1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルト
いっぺんに1シーベルトあびると気分が悪くなるらしい。
今回の福島原発事故で、年間の日本人の被爆量は諸外国が核実験を頻繁に実施した昭和30年代と同じレベルになりそうとの情報が流れている。