頭の回転数を上げる45の方法


ディスカヴァー・トゥエンティワン出版 著者:久保 憂希也、芝本 秀徳
本を読んでの感想と言うか、本に書かれていたことの要点について以下に記す。
●仕事への取り組み
仕事には、絶対に制約条件がある。少なくとも、投入できる時間、投入できる人数、投入できる資金は全て制約を受けるのが常である。頭の回転が速い人は、今の仕事に「ベストな解」が無いことを知っている。「ベストな解」ではなく、仕事の制約の中で「最高にベター」な解で取り組む。
「仕事量に比べ投入できる人数が少ないからできません。」と言う理由は通らず、現状の制約で如何に最高にベター」な解で取り組むかである。

●とにかくやり始めること
やろうと思っていては駄目、やる気はやり始めてからでてくるもの。やろう、やろうと思っていては駄目、まず、やり始めること。
条件が揃ってからと、逃げ道を残しておくと、その条件が揃っても、また、新たな必要な条件を探してしまうもの。

●「問題」と「課題」
「問題」:困っていること。起こっている「現象や状況」
「課題」:問題を解決するために取り組まなければならない「取り組み」
問題の原因を究明し具体的な「課題」に落とし込むことで行動が可能となる。
「問題」と「課題」をごちゃまぜにすると、解決策がぶれてしまう。
「問題」を因数分解してそれぞれを「課題」に落とし込めないか考えるプロセスが必要だ
「課題」は複数考え比較する。そして、複数の「手段」を考え比較する。
実施すると決めた事には、やる順番(優先度)を決めておく
 問題の原因は、原因の本質まで何故、何故を深堀りして真の原因に対する解決を図るのが本来ではあるが、いつも根本原因まで遡って解決を図ることが最優先とはならないことも重要である。本質的な原因が体制、組織にあった場合、すぐには解決できないのが常であり、表層の対処を実施し、一部の改善実績を作った後、根本の原因対策に動く等の対応も必要。医者は痛がっている患者を目の前にした際、原因は患者の生活習慣にあったとしても、まず、生活習慣を改めましょうとは言わずにまずは痛みを抑える対処をする様に。

●リスク管理
リスク管理とはリスクが可能性であるうちに「起きないようにするにはどうすれば良いか」、「起きたらどうすれば良いか」を考えておくこと。常に「起こるとしたら、何が起こるか」を考えることが重要。
リスク管理のプロセスとして
1.起こるとしたら、何が起こるか?起こる確率と影響の度合い
2.起こる確率を下げる方法、起きた時の影響を小さくする方法は無いか?
3.起こったらどうするか?
を考えておくことが必要。