
言葉の常識
会社に入って、多少気になることがある。言葉の使い方が滅茶苦茶なのだ。言葉は時代とともに使われかたが変わるので、絶対これでなきゃいかんということは無いが、気にする人もおられると思うので知っておいて損は無いと断言する。
1.御社、貴社の使い分け:
おんしゃ、きしゃと読むが
文字にする場合は「貴社」、声に出す場合は「御社」が良い。理由は、貴社を言葉にして「きしゃ」とすると、「貴社」「帰社」の区別がつかなくなるというので、「御社」→口頭表現 「貴社」→文書表現と使い分けるべし。
メールに書く場合には、「貴社」と書くべし。
2.弊社、当社の使い分け:
自分の会社をへりくだった表現が弊社として使われる。同じ会社同士で話す場合には、当社、または我が社を使い、外部向けには弊社を使うべし。 但し、相手に抗議する場合などには、「当社」を使う場合もある。
社外向けのメールや文章に書く場合は「弊社」と書くべし。
3.席を外しております、外出しておりますの使い分け:
トイレなどでちょっと席を立っているだけで、すぐに戻ってくる場合は「席を外しております。」。戻りの時間が分からないか、分かっていてもすぐに帰ってくるような状態でない場合は「外出しております。」を使う。「席を外しております」と対応した場合、また5分後に電話をかければ繋がる可能性を示すためである。
ちなみに、勤務時間後に帰宅した社員への電話の場合、その人は帰宅していても、相手先の人はまだ仕事していますので、
「外出しておりまして、本日は戻らない予定になっております。」
などの表現を用いる方が無難。
4.保障、保証、補償の使いわけ:
「保証」は、「間違いない」と太鼓判を押す、責任を持つ、といった意味で使われる。家電製品などに付いてくる「保証書」は、メーカーが製品の品質を「確かなもの」であると請け合う書面です。
借金の「保証人」とは、本来の借り手がお金を返せなくなったら、代わりに払う責任を請け合う人。
「保障」は、「まもる」こと。身を守り、支え、防ぐことを意味で使う。
「安全保障条約」は、他国からの侵略に対して「国を守る」ことに関する国家間の取り決め。「警備保障会社」とは、火事や盗難などの不測の事態から守ることを業務とする会社。
「補償」は、「つぐなう」こと。
弁償する、埋め合わせをする意味で使う。「損害補償」とは、他人に損害を与えた者がその埋め合わせをするもので、「補償金」は財産上の損害を金銭で埋め合わせるもの。
5.御中、様の使い分け
「御中」とは、手紙等で宛先がその組織の誰か(誰か分からない場合など)に使う敬称です。
宛先の会社の担当者まで分かっている場合は「様」を使います。また口語で使う場合はどちらも「様」を使います。
6.「○○係長様」「○○主査様」 「○○課長様」
「○○部長様」 「○○社長様」 は使わない
名前に役職名をつけることで尊敬の意味合いがありますので「様」は不要。メール等で目にするとがっかりしてしまう。
下記 間違い易い言葉を以下に示します。
simulation(シミュレーション)はシュミレーションでは無い
communication(コミュニケーション)はコミニケーションでは無い
desktop(机上、卓上)」は「desk」+「top」だからディスクトップでは無い
「紛らわしい」は「まぎわらしい」では無い
年俸(ねんぽう)は年棒じゃない
「少しずつ」は、「少しづつ」じゃない
「ご清聴ありがとうございました」は「ご静聴ありがとうございました」ではない
「烏龍茶」は「鳥龍茶」ではない
「ご苦労様」は自分が上との解釈される場合が多いので、
お礼を言う場合は「ありがとうございます。」「お疲れ様です。」が無難
誤って使用されそうな言葉については、Webの「誤字等の館」のホームページにてたくさん掲載されていますので時間があったら検索してそのホームページを参考にして下さい。