戒名について調べてみた


戒名について

今から 2,500 年前に インドでお釈迦が始めた仏教には、
戒名の制度はなかった。


平安時代の末に源氏と平家の戦いの結果、奈良の興福寺と、東大寺の大仏殿が兵火に掛かり炎上焼失したため、大仏殿再建のための資金集めが必要になり、東大寺再建の為の大勧進職を命じられた重源が資金を寄進した在家 ( 非出家者 )の信者には、これ迄出家者にしか授けなかった戒名を授けることにしました。
当時の人達にとっては戒名とは、出家しなくても極楽浄土へ行ける切符を貰うようなものなので、人々は喜んで寄進し、その結果大仏殿が再建されました。これが出家者以外に戒名を与えた最初だったらしい。

それが、室町時代になると禅宗において頭の良い僧侶が
没後作僧という理屈を考え出しました。
つまり 人が 死んだ後に僧になったとみなすことにより、
死者に戒名を授ける行為を可能とし、生存中の戒名代を寄進しなかった
死者の親族から戒名代として集めることができるようになりました。

これまで戒名の相場は
院殿、大居士/清大姉、−−−−100 万円〜500 万円
院、居士/大姉−−−−−−−−100 万円
居士/大姉−−−−−−−−−−50 万円
信士/信女 ( 最低ランク )−−ーー30 万円
だったらしいが、
今はインターネットにて
格安でもらえるようになりました。
位牌注文とセットだと更に割引もあるようだ。

今は、僧侶以外は死後の戒名が一般的のようですが
「生前に戒名をつければ、ずっと安い費用低価格で戒名がいただけます。」と
戒名の早割りもあるようです。

死者にまでランク付けする戒名になんら意味があるとは思えないが
田舎にいけば、近所、親類から、「あの人は.....」
といわれかねなので、皆、差し障り無いように、
戒名を買わざるをえないのだろうなぁ。
まだ、寺院の数がコンビニより多い日本では、この状態はしばらく
続くだろう。

宗教法人はいろいろ優遇されているようだが、
高級車から降りてくる住職を見ると、
なんか納得いかないような気もする。