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包む会の理念

人間社会の活動によって、温暖化や砂漠化に代表される環境破壊が急速に進み、今日の地球環境は危機的な状況にあると認識している。「NPO法人世界の砂漠を緑で包む会」は砂漠化防止のボランティア植林活動を通して、緑が命を養い、緑が命を守り、緑に対する敬意から緑を大切にするという「命の緑」の価値観の共有を目指し、地球環境の保全と生態環境の保護に努める。

 「NPO法人世界の砂漠を緑で包む会」は、ゴビ砂漠の緑化に役立てばという純粋なボランティア精神に基づいた民間ボランティア団体である。環境が、社会が、そして人間の心が急激に変動する中で、誰かの役に立ちたい或いは、誰かの役に立っているというボランティア精神が求められている。このボランティア精神の原点を忘れずに、市民ボランティア主導の環境保護活動を推進する。

包む会の目的

「NPO法人世界の砂漠を緑で包む会」は、「自力再生」という考えに基づき、ゴビ砂漠の中国・内モンゴル自治区アラシャン地域において、砂漠緑化、環境教育と国際交流をテーマとする砂漠化防止事業を行い、砂漠化した草原の自然回復と貧困遊牧民の生活向上、つまり「持続可能な地域社会の発展」を実践し、砂漠化防止のモデル事業の確立を目的とする。

包む会の方針

「NPO法人世界の砂漠を緑で包む会」は、「豊かな自然環境を未来の子供たちへ」という基本理念のもとに、無私と純粋なボランティア精神と国際協調精神に基づいて、砂漠化防止をはじめ地球環境の保全を目的とし、下記の活動方針を宣言する。

一、私たちは、ゴビ砂漠ボランティア植林活動を原点として、砂漠化・温暖化など地球環境保全の取り組みを積極的に展開します。

 二、私たちは、自立と共生の視点から地元住民の自主的かつ自発的な環境保護活動を支援し、環境に優しい循環型モデルの確立を実践的に行います。

 三、私たちは、「緑を大切にする心こそ環境問題の根幹である」と考え、地道な環境教育活動を通して、緑の価値観の共有を率先的に行います。

 四、私たちは、グローバルな見地から顔の見える国際交流をいっそう促進し、相互理解と友好協力の輪を広げて、世界の平和と安全に寄与します。

 五、私たちは、市民主導のボランティア活動に徹しながら、積極的な情報公開を行い、幅広い協力ネットワークの構築に努力します。


会 長 の 挨 拶

地球の自然と経済活動の調和を顧みず、経済重視で突き進んだことから、地球温暖化を引き起こしました、温暖化による気候変動は、局地的に甚大なる災害をもたらし、一方では砂漠化を進行拡大させ、地球の生態系及び人類も破壊しようとしております。我が郷土におきましても、年々黄砂が激しく頻度も多くなり、降雪量が少なくなり、海、山の生物に異変が出てきております。この温暖化防止は人類の喫緊の課題であります。当会は、京都議定書が策定されました同時期に、「世界の砂漠を緑で包む会」を設立し、不毛の地砂漠に「緑が生命」をと砂漠緑化、環境教育、国際交流を目的に、共生、共存を理念とし、ゴビ砂漠にて草原回復に取り組むことに致しました。この間 会員や企業、支援団体、助成機関の皆様、中国現地政府や住民の協力下、現在では150万本1,200haが緑で覆われ、鳥や蝶が舞、小動物が緑に回復した草原を闊歩致しております。 又現地の皆さんも、環境教育により緑化の大切さや、ボランティア精神を学び、自分の地は自分で守ると懸命に取り組んでおります。 其の成果が「中国国家砂漠緑化モデル区」に認定されました。これも関係する多くの皆様のおかげと深く感謝を致しますと共に、双方向の交流と、意を1つにし目的目標に向かい驀進するつもりでございます。 今後とも会員はじめ、行政、関係諸団体、の皆様のご指導、ご教導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申しあげます。
( 会長 大沢 俊夫 )

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この活動は、(財)イオン環境財団、独立行政法人国際協力機構、日中緑化交流基金、日本経団連自然保護基金の助成を受けています。