Concept



さて、裏話というわけですが。
まずこの大会のコンセプトを話す前に、最近のDDRの事情から。

<最近のDDRの事情。>
DDRのプレイヤーでなくともゲーマーであれば気付いていると思うが、
昔…2ndや3rdの頃に比べたらその人気は格段に落ちた。

しかしながら、ここに来て、一時は身を退いていたプレイヤーがDDRを再開したり、
大会などを通して上級者のプレイを見て、憧れを抱き、興味を持ったりする人間もわずかではあるが存在する。

それでも、今作「DDR EXTREME」で最終作という話がある。
しかし、話があるだけで、まだ最終作だと公式からは発表されていない。
…俺のようなコアプレイヤーは、その小さな可能性に、DDRの存続を願っているわけだ。

<コンセプト>
上記のDDRの現状を踏まえて、今回俺は一般にも目を向けたコンセプトを立てた。
しかし蓋を開けてみれば身内的ではないかという意見が沢山寄せられた。
確かに終わってみればそうなってしまった。これに関しては反省で語るとして。

本題に入ろう。
俺の今回の大会に考えた一般に対するコンセプトは

「DDRがまだまだ楽しめるものだとアピール」

つまり楽しいということを伝えなければ、新しいプレイヤーは増えない。
では、どのように俺は伝えようとしたか?

「最低、参加者が楽しめるようにすること。」

…確かに、非コアプレイヤーが参加しやすい大会を作ることは考えた。
でもそれで参加者が集まるのか?そういう疑問があった、
そこから、参加者の少ない閑散とした大会で「楽しさ」を伝えることができるのか?

話は少し変わるが、会場として場所をお借りした上大岡ジアスには、大会の告知をした。
その理由は一般的なプレイヤーの参加を促すというより、他の常連さんに、
当日貸切ということで迷惑をかけな意味合いで告知をさせてもらった。このあたりは知っておいてほしい。

ともあれ、俺のコンセプトは
「参加者が楽しむ→観覧者が楽しそうだと思う→DDRを始める→新規プレイヤー参入によるDDRの再燃」

こういった段階を踏んだものだ。
俺としては、DDRを離れていった人たちは、
本当の面白さを知る前に離れて行ってしまっている気がするから。


・観覧者が楽しそうだと思う
最低これだけでいい。

・新規プレイヤー参入による〜
俺一人でできるわけなんてない。そんなのはとうに承知の上。

しかし、だ。
俺は結局なくなりつつあるDDRの現状を黙って見ていられなかったってこと。
少しでも、その現状に歯止めがかかる力になれば、と。

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