1月1日(木)
 
 ほっとするような話題も少ない世の中で……
 それでも新年は明けました。

 今年はいつもよりどことなく質素で、静かな雰囲気で迎えた元旦でした。
 おせちの定番を減らし、リクエストで食べたいものだけを並べてみました。
 すると、ふ〜む華やかさに欠けるもんだなぁ〜と思ったです。
 「おせち料理は今日だけで、明日からは普通食だぞ!!」と言ったら、
 娘は「わ〜い!」と言った……。

 望めば、年中ご馳走を口に入れることもでき、いいものを着ようと思えば着られる中、
特別そうでありたい欲求もないと、晴着どころかだらけた服装でたらり〜としている、
その方が贅沢な時間に感じてしまう。
 これは……いいような悪いような……いよいよメリハリをなくしたわい……
 
 

 ここは、「人形劇日記」というページで、「我が家のお正月風景〜」の
ページではありませんでした……。
 人形劇団VIVIDえんじぇる、活動初めは6日でございます。


 今年も、有意義なよき時間があたえられますように。
 世界が平和でありますように  ぱんぱん


1月17日(土)
 
 全道各地、大雪に見舞われましたが、旭川は不思議とおだやかでした。
 雪雲は旭川上空を通り過ぎたのでしょうか。
 ここは、かなりの豪雪地帯ですから、除雪作業は、冬の挨拶事項に必ず含まれます。
 「降ったねぇ〜。ゆきかき大変だったねぇ。肩痛いわぁ、腰も痛いわぁ!」
 雪は大変なストレスと忍耐です。

 1月は6日から活動始めでしたが、ここ10日間は、ワークショップのための準備で
連日顔を合わせておりました。
 人形製作の材料を買い揃え、球体スチロールにドリルで指穴を開けたり、フェルトを切ったり、
小分けをしたり〜、そして袋詰め作業と、稽古場はどこか家内工業状態と化しておりました。
 ワークショップに参加して下さる幼稚園の先生の人数が190名近いとあっては、
その材料の数も半端ではありませんから、稽古場はものすご〜いことになってました。
 出勤?メンバーは、ドアを開けるなり、決まりきって口をあけ絶句してました。
 「うわぁあ〜す、すんごいことになってるぅ〜泥棒が入ったみたい!」
 「泥棒は、こんなにも散らかさないよ!」

 そして、昨日はワークショップの当日でした。
 人形劇の上演と、人形解説、人形製作と発表。
 テーマは「人形劇の楽しさを体験する」ということでしたが、どうだったでしょう?
 皆さん結構楽しそうに作業してらしたと思うのですが。
 製作した人形で上演発表してもらったのですが、印象的だったのは、けこみの中で
神妙な顔でスタンバイしている時の顔から、終えた後の顔の差でした。
 キャッキャと笑いながらステージをおりていくのが若さあふれてて、見ていてこちらが
楽しくなりました。
 製作途中の人形も含めて、是非完成させて子ども達と楽しんでもらえたらと願っています。
 園の先生方がしてくれる人形劇は、子ども達にとっては、またと〜くべつ!の楽しいものとなり
ますからね。