「こどもたちの小劇場」は、1997年から始まった 旭川市民文化会館の自主制作事業です。 主に、小ホールで、こどものための舞台を上演しています。 |
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企画・構成 こどもたちの小劇場公演連絡協議会
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アンケートの内容は、楽しかった事を書いて下さる事の方が多いのですが、でも、同じ舞台でも観るものの 年齢や価値観で正反対のご意見も寄せられたりします。 「我が子には難しかった。」「何歳を対象にしているのか。」といった事もそのひとつです。 この質問にお答えするのはとても難しい。 今の倍ぐらいの舞台作品を用意できると、確かに観客の対象年齢をしぼった舞台ということも考えていかれ るのかもしれません。でも、その一方で、同じ年齢内であっても、うちの子は観れる、うちの子には難しい、 といった個々の違いも当然出てくると思うのです。 対象は?と聞かれると、「親子で判断して観てほしい」というのが答えになってしまうかと思います。 幅広い年齢で楽しめるものをと願っていますが、行き着くところは、ひとりひとりの中ということになりま す。背伸びして観る事もあっていいし、その逆もまたあっていいと思うのですが、どうでしょうか? ひとつの社会として、いつもその子に合ったものが用意されている訳ではなく、判断すること、選択する事 から始めてほしいと、そんな風に思います。 その判断のためには、私達ももっと、舞台の内容がわかるようなお知らせをしていく必要があると思ってい ます。 『夢探険通信』第2号より抜粋2001年8月 |
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この「こどもたちの小劇場」のコンサートですが、何が特色かというと、親子で正統派奏者の演奏が聞ける ということです。 そうでありながらも、小さな子どもにとってはじっと聞いているなんて事は、無理という ことを充分承知の上で「眠ってもいいよ、自由に聞いてね」という姿勢のあるコンサートでもあります。 静かに聞けるようになったらコンサートに行ける、ということならば、一体いつになったら出会えるように なるのだろうか。 幼い時の耳に本物の音を聞かせてあげたい。 そんな思いで作られているコンサートですからし〜んとしたコンサートじゃなければ、気分が悪い方は、別 のコンサートをお勧めしちゃいます。 ★ ★ ★ 子育ての真っ最中のお母さんにとっては、なかなか行きたくとも行けないコンサートですが、気兼ねなく行 けちゃうのがやはり 魅力でしょう。 こども達を意識した選曲や、構成にもなっているので、まさしく親子 で楽しむ、という言葉がぴったりのコンサートです。 「こどもたちの〜」ですから、当たり前といっちゃ当たり前ですが… でも、せっかくのコンサート、できる事ならばやっぱり気持ちよく聞きたい訳で、小さい子がたくさん入場 するのを見て、実は最初はちょっと心配もしました。 幼児や赤ちゃんが、じっとしていられなくて、ワーワ ー泣き出したらどうしよう…と。 実際は、楽しんでいる子の方が多くて、心配する程でもありませんでした。 たまに泣き出したりする子がいても、お母さんが急いで抱えてロビーに出て行く姿を見ると、何も言わなく ともそれぞれが配慮をしているんだなぁ〜と伺えて、むしろ微笑ましく「こどもたちの〜」の舞台だなぁと再 認識しています。 |