contents
●ワムシ界で最大級の大きさ
●子供を生む
●休眠する
●鞭毛の振動を感知する
●生活史
1.ワムシ界で最大級の大きさ
ワムシと言えば、小さい生き物と言ったイメージが強いのですが、フクロワムシの仲間(Asplanchna属)は大きいものが多く、
ヘリックフクロワムシやシーボルトフクロワムシなどは、体長が2mm程になります。2mmと言えば、小さな稚魚に匹敵する大きさです。
2.子供を生む
フクロワムシの仲間は卵胎生です。また、単為生殖と言って、普段はメスのみで構成されます。従って、普段はメスが体内から子供を産み出します。
3.休眠する
フクロワムシに限りませんが、増えた状態ではオスが出現し、有性生殖を行います。その結果としてメスの体内に耐久卵が形成されます。この耐久卵
は耐久性に優れ、水中に数年間放置されても生きています。
4.鞭毛の振動を感知する
フクロワムシの仲間は運動性生物を好んで捕食します。特に、鞭毛を持った生き物に敏感に反応し、追いかけ、食いつきます。
5.生活史
このように興味深いフクロワムシの仲間の生活史をイラストにまとめました。単性世代と両性世代を繰り返し、耐久卵を生産します。
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