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※注意
この商品は再販売防止のための確約をお願いしています。
商品開発には多くの時間とコストが必要です。他人の努力を容易に踏みにじることのないよう、ご理解をお願いします。尚、本商品の購入は、同時
に再販売の禁止をご理解いただいたものとみなさせていただきます。
再販売を目的とした方は購入しないようにお願いします。
●マルミジンコは、マルミジンコ科に属するミジンコで、小型のミジンコです。大きいものでも0.5mmを超えることはありません。
●生まれたての幼体は0.3mm以下で、これはツボワムシと変わりません。
●自然界では湿地に生えた水生植物の茎や葉に集まって生活しています。いわゆる湿地性のミジンコです。
●湿地性であることから常に泳いでいることはなく、壁面に付着したり、底部にいることが多いミジンコです。
●このため、動きの遅いオタマジャクシや、小型のエビ類にとっては好適な餌料となります。
■このように、マルミジンコは動きの遅い生き物にとって好都合なミジンコではあるのですが、自然界から分離することが難しく、これまで販売されてきませんでした。
■わむし屋では餌料生物探索の過程でマルミジンコに遭遇し、分離培養に成功しました。
●この商品の購入には予約が必要です。
【マルミジンコ属の分類】
【1】
大きさと形状
日本ではマルミジンコ属(Chydorus属)の仲間は3種類が知られています。小さい方からマルミジンコ、ナガマルミジンコ、オオマルミジンコです。マ
ルミジンコは雌で0.3〜0.5mm、ナガマルミジンコは雌で0.4〜0.6mm、オオマルミジンコは雌で0.5〜0.6mmとされています。全体的に丸い形状で、吻が尖っ
て内側に向いています。
雌の大きさ
マルミジンコ・・・・・・・・・・0.3〜0.5mm
ナガマルミジンコ・・・・・・・・0.4〜0.6mm
オオマルミジンコ・・・・・・・・0.5〜0.6mm
培養しているマルミジンコは、いくつかを採取して測定してみると、雌で280〜410μmありました。ほとんどの個体は300μm台の大きさでした。
【2】
後腹部の肛刺の数
体下部の足のように見える部分を後腹部と呼びます。ここに見られる肛刺の数で3種のマルミジンコ属を分けることができます。マルジンコとナガマル
ミジンコは重なり部分がありますが、ここに挙げた指標以外の特徴や大きさにより充分に識別可能です。
マルミジンコ・・・・・・・・・・8〜10本
ナガマルミジンコ・・・・・・・・8〜11本
オオマルミジンコ・・・・・・・・12〜15本
培養しているマルミジンコのいくつかを採取して計数してみると、肛刺の数は9本でした。
Chydorus shaericus
(マルミジンコ)培養体とその後腹部 肛刺が9本ある
1.製品に関する事項
マルミジンコ培養スターターキットの製品に関する事項は以下の通りです。
【1】
製品名
マルミジンコ培養スターターキット
【2】
生物分離起源
わむし屋@生物工学研の施設より分離(2022.01.15)
【3】
種 名
マルミジンコ :
Chydorus shaericus
(キドルス・スフェリクス)
【4】
種の同定根拠
雌の大きさは280〜410μm、全体的に丸い形状で殻に多角形の網紋がある。吻は尖って内側に向いている。後腹部の肛刺は9本ある。
2.培養方法
マルミジンコの培養方法(例)は以下の通りです。
【1】
エサ(餌料)
別売(添付)のGGSP Green Waterや市販の濃縮クロレラなどを与えて培養します。
ビール酵母などの粉末飼料では長期間の培養はできません。
【2】
培養温度範囲
20℃前後の有光下が最適培養条件です。冬は15℃以上、夏は30℃以下に保ってください。室内で通年に渡る培養が可能です。
【3】
容器と撹拌・通気
最初は1L以下の容器で静置培養します。個体数が増え、エサを与えてもすぐに透明になる程度に増えたら間引き(利用)を開始します。
更に増やしたい場合は、エアストーンによる弱い中層通気を行って培養します。
【4】
使用水と水換え
飼育用の水は、濾過した池水が好適ですが、面倒な場合は塩素抜き水道水を用います。ミネラルウォーターも使用できます。
生餌で培養する場合は、1週間に2/3程度の水換えを行います。ビール酵母で培養する場合は頻繁な水換えが必要です。
水換え頻度はエサや温度によって大きく異なります。
※ 添付のGGSP Green Water(緑藻)は初期(スタート)用です。引き続き培養したい場合は餌料を別に用意してください。
3.販売内容
【1】マルミジンコ培養体500個体(200mL:ナイロンポリ袋)
【2】GGSP Green Water(添付餌料:50mL:ナイロンポリ袋)
【3】説 明 書:簡単な説明書付き
【4】輸送方法:ヤマト運輸ネコポス便
※ 添付のGGSP Green Water(緑藻)は初期(スタート)用です。引き続き培養したい場合は餌料を別に用意してください。
4.価格等(消費税込み)
( )内は税抜き価格
【1】商品価格
1,650円(1,500円)
【2】梱包代
55円(50円)
【3】輸送代(ヤマト運輸ネコポス便)
385円(350円)
商品合計:2,090円
●この商品の購入には予約が必要です。
5.購入方法
○mailでご注文を受けております。必要個数、発送先住所、氏名、電話番号等を明記の上、わむし屋宛にmailしてください。
★ヤフーメール等のフリーメールからの注文はお断りします。
★下の注文ボタンでメールソフトが起動します。うまくいかない場合は『お問合せページ』からメールしてください。
★それでもうまくいかない場合は直接メールしてください。アドレスは biotechnology@apost.plala.or.jp です。
【支払い方法】
○銀行振り込み
□振込み口座は請求書に明記しています。
○郵便振り替え
□郵便振替用紙が入っていますのでご確認ください。
【注意等】
★★振込み手数料、振り替え手数料(120円〜)はお客様でご負担ください。
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