about
※注意
この商品は再販売防止のための確約をお願いしています。
商品開発には多くの時間とコストが必要です。他人の努力を容易に踏みにじることのないよう、ご理解をお願いします。尚、本商品の購入は、同時
に再販売の禁止をご理解いただいたものとみなさせていただきます。
再販売を目的とした方は購入しないようにお願いします。
●ワイズマンタマミジンコは、タマミジンコの仲間で比較的小さなミジンコです。最大でも1.0mm程度です(タマミジンコは1.4mm以上)。
●生まれたての幼体では0.4mm程度で、これはツボワムシに近い大きさです。
●身体は無色透明に近く、軟らかく薄い殻に覆われています。
●タマミジンコの仲間では唯一の北方系のミジンコです。常温での培養・飼育が可能です。
●このような特徴は、タマミジンコの欠点を補い、利点をそのまま受け継ぐものです(タマミジンコは大きすぎるのが欠点)。
●稚魚の餌料として、ワイズマンタマミジンコは最良のミジンコです。
■このように、ワイズマンタマミジンコは最良のミジンコではあるのですが、自然界から分離することが難しく、これまで販売されてきませんでした。
■わむし屋では餌料生物探索の過程でワイズマンタマミジンコに遭遇し、分離培養に成功しました。
■ワイズマンタマミジンコ純粋株は試験研究用に販売しております。意味の分からない方は購入しないようにお願いします。
●この商品の購入には予約が必要です。
【タマミジンコ属の分類】
【1】
耐久卵の数
タマミジンコ属(Moina)には、スカシタマミジンコ、ホソタマミジンコ、ワイズマンタマミジンコ、タマミジンコの4種が知られています。この内、
卵鞘内の耐久卵の数はタマミジンコが2個で、他の3種は1個です。タマミジンコは大きいミジンコで、耐久卵を多く生産します。耐久卵の数が2個のタ
マミジンコ属はすべてがタマミジンコです。小さめのタマミジンコをスカシタマミジンコと称して販売している業者や、耐久卵の数が2個あるものをスカ
シタマミジンコの耐久卵として称して販売している業者がおりますが、ほとんどまたはすべてはタマミジンコです。
【2】
外 殻
タマミジンコ属は殻が薄いのが特徴ですが、特にスカシタマミジンコはその名の通り、殻そのものは無色透明です。同様に、ワイズマンタマミジンコも
無色透明で、タマミジンコと区別することができます。顕微鏡で見るとその特徴は更に顕著になります。尚、エサを十分に食べた状態のミジンコはオレン
ジ色に見えますが、これは消化管と内容物の色です。殻は無色透明です。
【3】
大きさ
大きさは種決定の根拠にはなり難い項目です。同じ種類でも小さめの系群や大きめの系群がいます。但し、メスの最大個体の大きさには特徴があります。
大きい個体の大きさが1mmを十分上回るものはスカシタマミジンコではないと考えてよさそうです。販売されているタマミジンコのほとんどすべてはタマ
ミジンコです。
【4】
後腹部の肛刺の数
体下部の足のように見える部分を後腹部と呼びます。ここに見られる羽状肛刺の数で4種のタマミジンコ属を分けることができます。タマミジンコとワ
イズマンタマミジンコは重なり部分がありますが、耐久卵の数や色等で充分に識別可能です。
タマミジンコ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7〜11
ホソタマミジンコ・・・・・・・・・・・・・・・・・10〜12
ワイズマンタマミジンコ・・・・・・・・・・・・・・7〜9
スカシタマミジンコ・・・・・・・・・・・・・・・・3〜6
Moina weismannii
(ワイズマンタマミジンコ)培養体とその後腹部 羽状肛刺が8個あるのが分かる
1.製品に関する事項
ワイズマンタマミジンコ純粋株培養キットの製品に関する事項は以下の通りです。
【1】
製品名
ワイズマンタマミジンコ純粋株培養キット
【2】
生物分離起源
静岡県藤枝市時谷 桜ノ宮神社北池より分離(2021.06.18)
【3】
種 名
ワイズマンタマミジンコ :
Moina weismannii
(モイナ・ワイズマンニ)
【4】
種の同定根拠
後腹部の肛刺は、1本の叉状肛刺と8本の葉状肛刺から成る。殻は無色透明に近い。
2.培養方法
ワイズマンタマミジンコの培養方法(例)は以下の通りです。
【1】
エサ(餌料)
別売(添付)のGGSP Green Waterや市販の濃縮クロレラなどを与えて培養します。
ビール酵母などの粉末飼料では長期間の培養はできません。
【2】
培養温度範囲
25℃前後の有光下が最適培養条件です。冬は15℃以上、夏は35℃以下に保ってください。室内で通年に渡る培養が可能です。
【3】
撹拌・通気
最初は1L程度の容器で静置培養します。個体数が増え、表層に集まるようになったら間引き(利用)を開始します。
更に増やしたい場合は、エアストーンによる全層通気を行って培養します。
【4】
使用水と水換え
飼育用の水は、濾過した池水が好適ですが、面倒な場合は塩素抜き水道水を用います。
生餌で培養する場合は、1週間に2/3程度の水換えを行います。ビール酵母で培養する場合は頻繁な水換えが必要です。
水換え頻度はエサや温度によって大きく異なります。
※ 添付のGGSP Green Water(緑藻)は初期(スタート)用です。引き続き培養したい場合は餌料を別に用意してください。
3.販売内容
【1】ワイズマンタマミジンコ培養体300個体×2(200mL:ナイロンポリ袋)
【2】GGSP Green Water(添付餌料:300mL:ナイロンポリ袋)
【3】説 明 書:簡単な説明書付き
【4】輸送方法:ヤマト運輸宅配便
※ 添付のGGSP Green Water(緑藻)は初期(スタート)用です。引き続き培養したい場合は餌料を別に用意してください。
4.価格等(消費税込み)
( )内は税抜き価格
【1】商品価格
55,000円(50,000円)
【2】梱包代
110円(100円)
【3】輸送代(ヤマト運輸宅配便)
ヤマト運輸株式会社による60サイズ宅配料金を下表に示します。
■北海道1,320円,■北東北990円,■南東北880円,■関 東770円
■信 越770円, ■北 陸770円,■中 部770円,■関 西770円
■中 国880円, ■四 国990円,■九 州990円,■沖 縄1,320円
代金合計は商品価格+梱包代+輸送代です。
●この商品の購入には予約が必要です。
5.購入方法
○mailでご注文を受けております。必要個数、発送先住所、氏名、電話番号等を明記の上、わむし屋宛にmailしてください。
★ヤフーメール等のフリーメールからの注文はお断りします。
★下の注文ボタンでメールソフトが起動します。うまくいかない場合は『お問合せページ』からメールしてください。
★それでもうまくいかない場合は直接メールしてください。アドレスは biotechnology@apost.plala.or.jp です。
【支払い方法】
○銀行振り込み
□振込み口座は請求書に明記しています。
○郵便振り替え
□郵便振替用紙が入っていますのでご確認ください。
【注意等】
★★振込み手数料、振り替え手数料(120円〜)はお客様でご負担ください。
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